見出し画像

好きなもので、ごちゃごちゃしたい。

昨日はどうにか体調が回復したので、本棚を買いに行った。

今年初のお出かけ、初買い。
本好きとして今年初めての買い物が本棚というのは、くすぐったいような嬉しさでにまにましてしまう。

でもそんな大きなものを持って帰れるわけもなく、代金もカードで払ったので、購入した感は薄い。

現金で買って持って帰ってきた、大きい括りでいえば今年初めての買い物は、読書ノートにするノートとマスキングテープとお皿だ。

好みのものがあるとついつい買ってしまうお皿とマステ。
だけど、今回買ったお皿のように明るい黄色いお皿は持ってない。

私が選ぶものはピンクや水色はグレーばかりなので、黄色は珍しい。
でも最近なんだか黄色が気になり始めている。
きっかけは多分IKEAで買った黄色いクッション。
もともと持っていたグレーのクッションがへたってきたので、同じ形のクッションがもう一つ欲しかったけど、他の色は黄色しかなく、「グレー二つ持ってても味気ないかな」と黄色のを買った。

でもなんか部屋で黄色が浮く。私の部屋にはちょっと明るすぎるかもしれない。
でも見るたびにちょっと気持ちが上向きになるかもしれない。

そんな感じで徐々に黄色が気になり始めた。バスマットも黄色のが欲しいな、と思っていたところで出会った黄色いお皿。
他にもマットな青もグレーもあって、そちらにも惹かれてたけど、最後に手に取ったのはピカッと光る黄色いお皿だった。
家に持ち帰るとやっぱり浮く。
でもかわいい。さすがビタミンカラーと言われるだけあって、ちょっと元気でる。
浮くけど。

引っ越すにあたって、部屋のインテリアの参考にしようとYouTubeのルームツアーを沢山見てきた。
その中で多くの人が意識しているのが、部屋の基調カラーを決めること。
例えば、白と黒と決めたらそれ以外のものは極力置かない、というルールを決めて部屋作りをするということ。

だけど、白と黒以外にも綺麗な色っていっぱいあるのに他の色にも心が動かないのだろうか、動いてしまったらどうするんだろ、統一感のある部屋を目指すためなら他の綺麗なもの諦められるのだろうか。

くすんでいたり淡い色合いばかり選んでいた私の部屋に現れた鮮やかな黄色は浮く。
でも可愛い。

例えまとまってなくても、ごちゃごちゃでも、好きなものに溢れた空間にしたい。
好きなものでごちゃごちゃしているのがいい。
好きなものが少なくてシンプルなのはすっきりして見た目も美しいのかもしれないけど、統一感があるようなないような雑多な部屋の方が、色んなものを受け入れる余白がある豊穣な空間になると思うのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?