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輝く腹黒。

先週の木曜日に変な体勢でBOYS PLANETを見ていたせいで首の筋を痛めたっぽい。今日は水曜日なのにまだ痛い。痛めっぱなし。

BOYS PLANETとは韓国のオーディション番組で、kep1erというグループを生んだGIRLS PLANET(通称ガルプラ)の男性バージョンである。
私はあんまり男性アイドルグループにハマったことがなくて、いつも好きなのは女性アイドルグループで、だからBOYS PLANETSもハマれるかどうか不安だったんだけど、女性アイドルとの違いがわかったら面白いかなぁと思って見始めた。今のところ見れてる。ハマってるとまではいかないものの楽しい。
男の子でも男の子に対して귀여워!(かわいい!)っていうんだなぁってくらいしか気づきはないんだけど。でもちょっとパフォーマンスが下手な人を笑い者にしてる感、いじる感じは強いかな…でもこれは一概には言えないか。

韓国のアイドルオーディション番組はガルプラとPRODUCE48を見たことがあるけど、どっちも1位でデビューが決まった子に対して、「この子いたっけ…?」となってしまったので、今回はしっかり一人一人見たいな。私が注目して見てる子はどうも1位にならないらしい。


そんなアイドルオーディション番組を週1で2時間近く見るようになった今日この頃、中森明夫さんの『アイドルになりたい!』という本を読んだ。これはちくまプリマー新書という中高生が対象の新書。中森さんはオーディションの審査員も務められているアイドル評論家だ。

タイトルのようにアイドル志望の子に対して書かれた本だけど、この本に書かれている腹黒さって夢を叶えようとしてる人なら誰でも必要になる心得だと思う。

腹黒さっていうのは、繊細で、敏感で、リサーチ能力があって、想像力が豊かで、客観性に富み、判断力と決断力と行動力にすぐれ、演技力がばつぐんで、今、自分にとって何が一番大切か常にわかってなくちゃいけない。
『アイドルになりたい!』中森明夫


天然の反対が腹黒であるならば、夢を掴もうとする人の中で、天然でなにもしなくても周りが自分の才能を発掘して引き出してくれるような人以外は腹黒で、大多数のひとは腹黒だ。
腹黒にも技術と能力が必要で、天然でない人はその技術を強かに磨いていくしかない。

でも私は天然で何もかも自然にできてしまう人より、腹黒で研鑽と計算で自分を魅力的に輝かせてる人が好きだなぁ。自分の魅せ方で葛藤している姿が見たい。

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