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自分の中にあるパワーを解放していく

NVCを共通言語にしたコミュニティ Inner peace circle(インピサ)を運営しています。

一年を通して対話の場や学びの時間をともに過ごしながら、自分とつながり、相手とつながりながら内なる平和を育むサークルです。

2023年参加者からのレビューやチェックアウトが届いているので、紹介させていただきます。

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《娘をひとりぼっちにさせてしまったお母さん》という十字架を背負っていたれいちゃん。

夜が怖い、眠れない。
起きられなくて学校に行けない…。
そんな状況が娘さんに続き、本当はパニックな自分を置いて解決するために必死でした。

当時「ちゃんとしたお母さんになりたい」と言ったれいちゃんの言葉が印象的で、寄り添いや見守りにパワーをかけて、疲れ果てていました。
本当は自由になりたかったんだよね。

これまでの価値観や方法では脱せないと感じて、内側を見ることを試みては、疲れて塞ぐことを繰り返す日々。

実はれいちゃん、インピサ一期生。
疲れ果てて一年の対話から遠ざかりながらも、時々顔を出してのブランクを越え、やっぱり対話を続けたいと戻ってきました。

インピサは一年単位の参加ですので、自分のタイミングで参加したり休んだり、戻ってきたりも自由です。

一年同じメンバーで深く過ごすことによって、緊張が薄れて自分のままでいられる時間が増えていきました。

この一年での変化には驚くばかりで、先ほどグループ内に投稿してくれたチェックアウトが感動すぎたので、一部をシェアさせて頂きます(添付了承済み)。


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出来事を味わっていくうちに、わたしの中にある不安や怖さのもと、それが負のエネルギーになり怒りになり、大切な人たちを無意識に傷つけるもとになってるって気がついてじぶんを癒やす作業を始めました。

父や母、姉との関係や中学時代の友人との関係…、溢れるほどに見えてきた過去の時間や自分の感情を、味わって癒やすことを繰り返していきました。

すると、こわばっていたものがジワジワ溶け出して、穏やかに柔らかくなっていくことを感じました。

それと同時に夫と娘への関わり方も、自然と変わっていきました。

娘の新しい出発と卒業へ向けて、ドレスを願いをこめて制作しました。

一時は動けないほど落ち込んでいた娘が、ドレスを着てあるステージにあがりました。

結果なんてどっちでもよくて、その姿を見ることができたことがただただ嬉しかった。

長々とわたしものがたりにつきあってくれてありがとう♡みんなのものがたりも聴きたい。来年もよろしくお願いします。

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受けとめてくれる安心感がほしい。
だけどそれだけでなく、前に進むパワーがほしい。だからインピサに参加した。

れいちゃんの覚悟が伝わってきて、自ら鎧を外していくれいちゃんの姿が美しくて、それをともに祝福し合えた一年でした。

ずっと笑ってなんていなくていいんだよ。
泣きたいときは泣こう!
うれしいことは、これからも一緒に分かち合おう。

本当の願いにたどり着いたとき、人は自分の中にあるパワーを解放できると感じています。

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