さよ

OB,OG訪問のサービスを運営するMatcher に新卒入社しました。 過去、現在、未…

さよ

OB,OG訪問のサービスを運営するMatcher に新卒入社しました。 過去、現在、未来の自分に伝えたい言葉をnoteにすることが多いです。いいねすると「強烈に記憶に残った食べ物たち」が表示されます。

マガジン

  • ぶっくめも

    読書記録です。

  • 学び記録

    学んだことを言語化した跡です。

  • 幸せについて考える

    幸せについてたらたら思考した跡です。

  • 食への想いを綴る

    “食”は素晴らしい。そんな溢れんばかりの食への愛情を綴っている。

最近の記事

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10日間瞑想し続けた日々を経て、HSPへの理解が深まった話

5年間の大学生活、 そして17年間の学生生活の終わりを 間もなく迎えようとしている2022年3月。 人生の約3/4を締めた学生生活終了への不安、 新たな人生のスタートに対する希望、 じきに訪れる経済的自立への高揚感と焦燥感。 ありとあらゆるぐちゃぐちゃに入り混じった 思いを抱えながら、 俗に言う ”HSP” である私は 10日間で100時間以上瞑想を行うという ヴィパッサナー瞑想の合宿に参加した。 * * * 瞑想から帰ってきてよく聞かれる、 という質問に、今なら

    • 【15冊分】ぶっくめも 2024年1月〜3月

      2024年に入ってからは、お薦めしてもらった本や、読もうと思ってたけど読めてなかった本を読むことが多く、伊坂幸太郎を読み続けていた去年と比べるとバリエーションに富んだ本との出会いがあった3ヶ月だった。 今回も本の感想を書き記していく。 (★は「また読みたいか」を独断と偏見により記したものですのでお気になさらず。) 一九八四年:ジョージ オーウェル★★★☆☆ 全体主義国家によって統治された世界を描くディストピアSF。SFの代表作の1つなので読んでみたが、全体的に話が難しかっ

      • Duolingoにハマった母との日常について。

        私の母は最近、「Duolingo」に追われている。 そんな母が娘としては可愛くて、可笑しくてしょうがないから、少しだけ披露させてください。 そんなお話。 🦉 🦉 🦉 母は最近、Duolingoを通じて唯一のフレンドである私に接触を試みてくる。 ある時は「akiogiさんが1日で10回以上もレッスンしたよ!ハイタッチしよう🙌」とアプリ上で通知が来た。 ※私と母はフレンドになっているので、母がDuolingo で何かを達成すると、通知やフィード(タイムラインのような場所)

        • 「個性とは何か」で苦しみ続けるところだった

          「自分の個性は何なのか」「個性的とは何なのか」 そう考えたことはあるだろうか。 ちなみに私はある。幾度となく。 大学3年生の頃、自分の個性を初めて言語化してみた時に、 「真面目でそれなりに優しくていいやつ」としか言い表せなくて、そう言葉にしてからは、周りにいる個性のある人を見ては日に日に自分が空気のように、透明になっていくのを感じていた。 焦った。自分自身に「個性がない」と感じることに。 それから4年。 ふと気づくと、「個性がない」と思い悩まなくなった。 それは少し

        • 固定された記事

        10日間瞑想し続けた日々を経て、HSPへの理解が深まった話

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        記事

          心の満たし方に気付いた2023年

          「2023年はどんな一年でしたか?」と聞かれたら、 「心からやりたいことをやったり、日常から心が躍ることを発見していくと、心が満たされ、日常が楽しくなると気づいた一年でした」 と答えるだろう。 ・心からやりたいことをすると、心が満たされる ・どんなに小粒でもいいので、日々何か発見や気づきがあると楽しい という気付きをどのように得たのかを、 2023年の振り返りに添えて記そうと思う。 そんなお話。 " DIVE "を掲げ、潜り、泳いだ毎年「今年は素晴らしい一年にするぞ!

          心の満たし方に気付いた2023年

          【20冊分】ぶっくめも 2023年10月-12月

          10月、11月は考え事に耽ったり、身の回りの整理に追われてあまり多くの本を楽しめなかったのだが、12月は師走を体現したかのように駆け込みで様々な本を読んだ。 そんな3ヶ月だった。 今回も、素敵な本たちとの出会いを感想と共に書き残しておこうと思う。 (★は個人的なお気に入りの目安ですので、お気になさらず) 総理の夫 First Gentleman 新版:原田 マハ★★★★★ 日本初の女性総理の夫視点で、総理が誕生するまでの経緯や総理になってからの日々が面白おかしく、時にシ

          【20冊分】ぶっくめも 2023年10月-12月

          身も心もほぐせる、高円寺のほっこりスポット巡り

          街と自身が合っていると自然と思えること。 そう感じられることは、なんと喜ばしいことだろうと日々思うわけで。 昨年6月から今年の11月までの一年半、私は杉並区の堀之内地域(最寄りは新高円寺駅、高円寺も自転車で行ける)で一人暮らしをしていたのだが、この地域は都内にあるけれども、どこかホッと息をつけるような温かみや、ふっと肩の力を抜けるような気張らなさや余白があったように思う。 そして、そんな街の雰囲気や景色に助けられたことや、元気付けられたこともあった。 心から自身と合って

          身も心もほぐせる、高円寺のほっこりスポット巡り

          ぶっくめも 2023年7-9月

          今日も今日とて読書、 という日々をこの夏は送った。 なんだかこの夏は、日常に脳が占拠されていて、独り色々と考えて答えを出したり、けじめをつけることが幾分か多かったように思えるので、 その分色々と作品から感じたことが消化不良になっているなあと感じた。 この秋以降に本から得た考えたいことはじっくりと瓶に寝かせながら、自分なりの答えを探していこうと思う。 今回も、素敵な本たちとの出会いを感想と共に書き残しておこうと思う。 (★は個人的なお気に入りの目安ですので、お気になさらず)

          ぶっくめも 2023年7-9月

          記憶に留めておきたい、8人の作家と4冊の本の話

          断捨離したことで自分が抱えていたたくさんのものを手放し、余白を作り、「自分が本を読むことが好きである」ことを思い出して、2年半が経った。 毎日本を読む生活を始めて、2年が経った。 読んだ本の感想を書き留めるようになって、1年半が経った。 週に数冊程、様々な本に触れるようになったのだが、 それでも1年に1度や2度。 すでに読んだ本を読み返し、自分を整えることがある。 読み返さずとも、「この本面白かったな」「好きだったな」と本に想いを巡らすことがある。 今回は、24年間で出

          記憶に留めておきたい、8人の作家と4冊の本の話

          "One Direction"が好きなのか、"One Directionぽさ"が好きなのか

          街中やCM、美容室などでふと音楽が流れた時に 「この曲、自分が好きな曲だ…!」と直感的に思うことはないだろうか。 私はある。そしてそういった曲にはほとんど共通して ”One Directionぽい” という感想がついてくる。 そう、私は昔から”One Directionぽい曲”が好きなのだ。 ※各アーティストやアーティストを好きな人に大変失礼な話だと思うのだが。 最近プレイリストを整理していたら”One Directionぽい”と感じる曲がいくつか出てきたので、One

          "One Direction"が好きなのか、"One Directionぽさ"が好きなのか

          【図解】"伊坂幸太郎らしさ"から読み解く、伊坂幸太郎長編小説29作品の全体像

          私は伊坂幸太郎の小説がとても好きである。 今年のはじめに、「もうすぐ死ぬとしたら何に後悔するだろうか…」と考えてみたところ、「伊坂幸太郎の全作品を全て読み切らなかったことに後悔する」と思い、それから8ヶ月ほどかけてほぼ全ての長編作品を読んでみた。 そうしたところ、作品ごとに”伊坂幸太郎らしさ”が違く、”らしさ”ごとに違いを整理したくなったので、 今回は図解で伊坂幸太郎の全長編作品29作品を整理しつつ、「これから伊坂幸太郎の小説を読む人に向けた選び方」を紹介しようと思う。

          【図解】"伊坂幸太郎らしさ"から読み解く、伊坂幸太郎長編小説29作品の全体像

          お風呂がオーバーするから「オーバーフロー」だと思っていた

          今日は「自分の中でとても小さな当たり前が崩れた瞬間」の小話を1つ。 ぜひ、ゆるりとお付き合いください。 🛁 🛀 🛁 皆さんの家では、お風呂に溜めたお湯が溢れそう/溢れることをなんと呼ぶだろう。 「お湯が溢れた」「お湯がいっぱいになった」 など、だろうか。 我が家では違う。 お風呂が溢れることを、「オーバーフロー」と呼ぶのだ。 小さい頃から私の両親は、 と、このようにお風呂が溢れそう/溢れることを、生きる上で呼吸をするかのように、当たり前に「オーバーフロー」と呼んで

          お風呂がオーバーするから「オーバーフロー」だと思っていた

          計画的に「ぼーっとする」ことのススメ

          「何も考えずにいると心が回復するよ」 「心が疲れた時には、ぼーっとしてみるといいよ」 どちらかというと心の疲労が溜まりやすい私は、色んな方からこれまで何度もこんな言葉をかけてもらったのだが、当時はさっぱりこの言葉が分からなかった。 「ぼーっとする」「何も考えない」って何だ?どうやってやるんだ? と、また考えてしまい、心が疲れるという調子だ。 これでは休めたい頭も心も、いつまでも休まらない。 そんな私が、以前に10日間瞑想したことをきっかけに 「ぼーっとすること」「何も

          計画的に「ぼーっとする」ことのススメ

          ぶっくめも 2023年4-6月

          この3ヶ月もひたすらに本を読んでいたわけなのだが、 最近は特に、小説から人生の指針となる言葉や 考えさせられるようなテーマをもらい、 それらが思考の余地を埋めるように ぼーっと考えるきっかけとなったので ただ物語を楽しむ以外の楽しみ方を学んだ、 そんな3ヶ月だった。 この期間でただ物語を楽しむ以外の楽しみ方のきっかけをくれた、素敵な本たちとの出会いを、 感想と共に書き残しておこうと思う。 (★は個人的なお気に入りの目安ですので、お気になさらず) 陽気なギャングの日常と襲

          ぶっくめも 2023年4-6月

          未知なる食との出会いが、旅の1つの醍醐味だと思う。 ~ベトナムの食に想いを馳せて~

          あー、ベトナムに行きたいな。 定期的にこう思う時が訪れる。 街、人、景色、食べ物…何もかもが当時の私には "今、自分はこの瞬間生きているのだ"と、感じさせてくれた。 とても魅力的だった。 またベトナムを訪れるその日に想いを馳せて、 これまでにベトナムで出会った素敵な食べ物たちを綴ろうと思う。 食べ物編フォー ベトナムといえばお馴染みのフォー。 "胃腸に優しく、体も心も温かくなれるのが フォーの素敵なところ"だと思うので、 やっぱり一番好きなベトナム料理だ。 勝手

          未知なる食との出会いが、旅の1つの醍醐味だと思う。 ~ベトナムの食に想いを馳せて~

          次は私が、隣で酸っぱい食べ物に悶える人へ笑いかける

          私には「私のことをおばあちゃんとは呼ばずに、 ”美代子さん(彼女の名前)”と呼んでくれ。」 と私が物心つく前から言い続けていた(らしい)、 とてもパワフルで太陽みたいな祖母がいる。 (祖母がこのnoteをどこかから見ているかもしれないので、以下は美代子さんで進ませてもらいます。読んでくださる方々はお手数ですが、「美代子さん=祖母」 と脳内で変換してください。) 今回は美代子さんと私の酸っぱい食べ物にまつわるお話。 * * * 私が小さい頃に母が土曜日も働いていたため

          次は私が、隣で酸っぱい食べ物に悶える人へ笑いかける