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妊娠徒然| 普通に反省、待合室

こんちゃ、白湯です。

今日は妊娠初期に天敵に出会って、最後は反省したお話。

 

あたしは、割と汗かきな人間である。ちょっと運動しただけで、一気に汗が出るので、あまり親しくない人と運動した時は、笑われてしまう。夏も職場で心配されるレベル。

ここまで汗かきだと、自分の匂いが気になるので、香水は割と早くからつけている。石鹸や柑橘系の爽やかな香り、量も控えめに、あくまで汗臭さのごまかし専用だ。

 

汗かき体質であることもあって、香りで不快感を与えないように人一倍敏感だったつもりでもあったが、妊娠してすぐに「自分まだまだやな」と思うことがあった。

 

市販の妊娠検査薬で陽性反応が出てから、すぐにつわりが始まり、嗅覚が異常に発達。さまざまな香りを受け付けなくなったが、群を抜いて人工的な香りはダメだった。

そんなあたしの前に、3回目の妊婦検診の際、待合スペースに天敵が現れた。強烈な香水をつけた女性だ。匂いから逃げようと空いてるベンチを探したが、常に満員御礼の大学病院、残念ながら空席なし。

 

お姉さんのそばにいると、どんどん気分も悪くなるし、立って待っているのも辛い。まぁまぁなピンチの中で思いついた。物理的に、鼻の機能、ブロックすればええんちゃうと。

マスクさえつけていれば、絶対にばれない!真面目に両方の鼻の穴に、出来る限りティッシュを詰めてみた。これが結構具合が良くて、なんとか自分の順番がくるまで、頑張れた。

この窮屈なマスク生活もたまには役に立つ。

 

正直あのお姉さんの香水の香りは強い部類に入ったろうし、かけてる量も多かったと思う。なかなかにオシャレな人だったので、きっとこだわりもお持ちだったはずだ。

ただ嗅覚が異様に発達する妊婦さんからしたら、少量でも、爽やかなにおいでも、実際はあかんのやろうなーと気づいた。あたしも、今まで婦人科の定期健診には、香水をつけていっていたので、今更ながら反省。とはいえ汗臭さは、どうにもできないので、香水をつけなかったところで、匂いの発生源となるリスクは消えたわけではないのだが。

 

人はその立場に立ってみないと気づけないことも多い。

まさか自分が、公共スペースで鼻にティッシュを詰めて、安堵することになるとは思わなかった。

 

最終的に、つわりの妊婦さんからしたら、どっちがましなんかな、汗と香水。

あ、あたしもつわりの妊婦さんか。。。うーん、汗???

結論は、出なかった。

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