病気について
久しぶりの投稿になりました。
Xで何度かお騒がせしましたが、今日はわたしの持病と現状について説明させて頂きたいと思います。
わたしはいま、精神病をいくつか患っており、主に普段から強い症状として出ているのは躁鬱というものです。
うつ病ときくと、気が沈んでいる、働けない動けないなど行動や思考に対してとにかく悪いイメージがあるかと思います。
躁鬱というのは、躁と鬱という状態があります。
躁という状態は、常に行動的、衝動的に動ける、すべてが楽しい。鬱のことを忘れてしまうくらい元気な状態です。
そして患者さんによって躁鬱の状態の波に差があります。
Aさんという人を平均として考え、MAXの躁状態が100パーセント、鬱も100パーセントとします。
Aさんに対してBさん。
躁状態のMAXがもう少し控えめです。80パーセントとか。鬱の状態も少し軽めです。こちらも80パーセント。
Aさんに対してCさん。
躁の状態がAさんよりもさらにアゲアゲでポジティブ人間になります。130パーセントくらいとしましょう。その反動で鬱の状態も異常なほど不安定。こちらも鬱130パーセントです。
あとは躁と鬱がやってくる波(スパン)が短い人も長い人もいます。
1週間おきに躁鬱が起きる人もいれば1ヶ月おきの人もいます。人によります。
Bさんのようなひとでもスパンが短い人もいます。長い人もいます。Cさんも然りです。
合う薬もその薬の強さも、仕事や症状の強さによってかわります。
何度も何度も種類や量をかえて「人並み」の生活というものを送れるように頑張るのです。
話は変わりますが、わたしは昔この仕事が天職だと思っていると伝えたことがあると思います。
天職じゃなければとっくにやめていたと思います。
正直初めて病気を診断された時、わたしには「働けない理由」があるんだ。そう思ってしまいました。
大好きな仕事だったからこそ、お客さんや麻雀に支えられていたからこそ闘病しながら働くことができていたと思います。
いつからか、誰なのかなどはもちろん一般の方なので控えますが5〜6年ほどわたしを支えてくれた方がいました。
初めての浮気をされた時、信じていたいた私は恥ずかしくもたった1度浮気をされてしまっただけで精神病を患ってしまったのです。
それを皮切りにあれもできない、これもできない、あれ、どうしよう。わたし「人並み」の生活ができない。そんな不安に日々押しつぶされ、動けない、食べれない、そんな状態になりました。
いちばん酷い時は、隔離病棟に3週間ほど入院した事もあります。
こんなに日当たりも良くなく、綺麗でもなく、全ての場所が鉄格子、部屋は上下横全部真っ白。
逆側からしか鍵があかない重たいドア。
ティッシュ箱、本、鉛筆、携帯電話、何ひとつ持ち込み不可。時計もない。なんにもない部屋に隔離されたこともあります。
唯一あるのは敷布団のみ。上には監視カメラ。
看護師さんを呼び出すすべもありません。
一生懸命時間が過ぎるのを待ち、天井の染みの数を毎日数えていました。
どうしたらよかったんだろうか、なにが悪かったんだろうか、色んなことを孤独になって考える時間をもらいました。
水が欲しければ、小さな小窓の前に立ち、いつくるのかもわからない看護師さんが目の前を通るのを待つしかありませんでした。
わたしは人を疑って生きるよりも、楽しく笑って生きている方がうんといい。そうやって生きてきた分、裏切られたという行為に耐えきれなかったのです。
もちろん常に彼だけではなく、どんな人間すら疑ってかかるようになってしまいました。
何をしても楽しくなさそう、そんなふうにも言われるようになりました。
それでも彼を許し、もう一度再構築したいと思ったのです。
彼も最初は取り組んでくれました。ただその行為自体にもストレスを感じていたのでしょう。
繰り替えされたのです。二度ならず、何度もでした。
私目線。
尽くしてくれたけど倍以上傷付けられて、むしろマイナスだった。同じことで何度も傷つきたくない。
彼目線。
何度尽くしても治らない。病気なんて甘えだ。何をしても無駄だ。だからもう何もしたくない。自由に過ごしたい。
そんな状態になってしまっては上手く関係を築くのは難しいでしょう。
わたしは、そんな彼に最近言われたことがあります。「3年間を無駄にした」と。
「傷つけたことに特に理由は無い」「強いて言うなら好きじゃなかった」と言われました。
わたしが、たとえば骨折をしていたら。慰謝料がもらえたのでしょうか。
たとえば商売道具の右腕がなくなってしまったら、なにか未来は変わったのかと。
心の傷というものは、見えないものです。
見えないからこそ、身体的な傷がないからこそ、働くためのもの(五体満足)はありますしどれだけ傷ついても人付き合いで笑って誤魔化すこともできます。
見えない傷を主張することは許されないのでしょうか。
しばらく前にお別れをしましたが、いまだにわたしはその傷を引きずっています。
彼の意見を聞くと、私も悪かったんだな。と思うからです。
ただ、納得がいかないこともあります。
私は入院費十何万、1度通院したら約5000円、少なくとも月に2回通院で1万円。
5年は通院したので12万×5年で60万。
すべてを自分で払いました。なおかつ裏切られ続け反省の色も見えませんでした。ですが泣き寝入りとなりました。
納得がいこうといかないと、世の中にはどうにもならない事もあります。
くだらない話をしてすみません。
なんだかどうしても1人で抱えるのが辛くなってしまったのです。
わたしは彼を恨んでもいません、原動力として生きていた時間も忘れません。
彼が無駄にした3年間、わたしが病気が特に悪化した3年間、それでもわたしにとっては大事な20代でした。合わせたら5〜6年だけど。
人生色んなことがありますね。
最後はみんなが楽しかったって思える人生でありますように。
わたしもまだ整理はついていませんが、この病気とともに生きていくつもりです。
自戒も込めて、この文章を、残します。
幸せだったぶん、麻雀も仕事も順調でした。
麻雀に多少理解のあるかたで、そのぶん麻雀に触れると思い出すことも多く死にたくなったことも何十回とあります。
それでもわたしは麻雀が好きです。
だから少しでも心を回復させて、生きていきたいと思います。
みなさん幸せな毎日を過ごしてください。
お身体には気を付けて、心の変化には敏感に過ごしてくださいね。
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