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ファスト&スロー#13

『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン

第5部 二つの自己
第35章 二つの自己
第36章 人生は物語
第37章 経験する自己の幸福感

まとめ
・経験する自己と記憶する自己の2種類の自己がある
・記憶に基づく評価は、ピーク時と終了時の苦痛の平均値決まる。持続時間はほとんど影響しない。
・幸福感を高めるには、自分が嫌なことを改善し好きなことをする。所得は関係ない。

幸福感について、少し詳しく記述する。人によって、自分が幸福だと感じる基準は違うし、環境や国によっても違う。それを理解した上で、一般的な幸福感について記述する。

この本によると、所得が年収7万5千ドル以上になっても、幸福感に違いがでない。それは、お金はあればあるほど幸せということではないということだ。確かに、お金はある方がいいかもしれないが、次は失ってしまったときのリスクについても考え続けなくてばならない。
では、幸福感を増大させるためには、何をすればいいのだろうか。

上のまとめでも書いたが、自分が好きなことをして、嫌いなことを改善すればいい。実に曖昧だ。

個人によって、選考は変わってくるから安直には言えないが、一般的に多くの人がストレスに感じていることは、満員電車とか渋滞などがあげられる。では、どうすればいいのかというと、満員電車がいやなら、時間を早めて通勤するとか、車通勤にする。少し努力とお金が必要だが、確実に嫌なことを避けれて、幸福感は増すだろう。また、嫌なことを避けてできた時間は、自分が好きなこと、家族との時間や趣味、社会交流等に使えたらなおよい。

幸福感を高めることは、自分の人生に意義をもたらす重要な指針のひとつであると思う。自分の幸福とは何か、本当にそれが自分の望んでいることなのかと問い続けることが重要なのだ。


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