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Xデザイン学校学習ノート 02: ビジネスインタビュー

0. 今回の学習内容をざっくり

Xデザイン学校の講義2回目。今回のテーマは「ビジネスインタビュー」とのことでした。前半は講義。後半は実際に企業の方へのインタビュー。
多忙すぎて全く相手のことを予習できていなかった。Facebookグループで色々話が進展していたようなのも追えていなかった。ああ、ごめんなさい。

1. 講義内容

ノートの丸写しもつまらないので、印象に残ったことを印象に残った順に語ります。

1-1. 今、デザイン系の学部ではビジネスを教えている!?

一番印象に残ったのは「今、デザインの学校ではどこもビジネスを教えている」という先生の言葉。遠い昔の美大生としては「へー」の一言だった(デザイン学部ではなかったけど)。

美大のデザイン学科に入ってくる子、そんなに「ビジネスやりたい」と思って入ってくる子っているのかな??と思ったけど「ビジネスを考えられるデザイナー」が求められているっていうのは、求人票を見てもよーく感じる。ビジネスに(初めは)興味はなくても、デザイナーになるにはそこに素養がないとダメなんだろうなーとは感じている。

エンジニア業界ではまだまだ「事業を作る / 考える」ということは(目立って)求められていないけど、弊社では必要なスキルの一つ。その分、弊社は先に行っているのかも。

1-2. ビジネスモデルについての学術的情報諸々

これはありがたかった。日々、現場で働いていると学術的な情報やメタ的な認知に関する情報はなかなか入ってこない。弊社でも入社時研修で色々やるが、やはり専門的に追求している方の情報量には敵わない。

↓これは講座中に紹介された書籍。

Business Model Generation(MBA向けの情報可視化の手法)。最近はデザイン系の学部・学科でも同書籍が取り入れられている。デザインと同時に、それがお金になるかも学んでいるとのこと。

↓これも講座中に紹介された書籍

ビジネスのモデルを図式化した事例が100載っている本。このようにビジネスのモデルをスケッチできるようになっておくことが大切なのだとか。そうすることで「ここがなければ利益が出るのに」というポイントが、見つけられるようになるそう。ちなみに、良いビジネスモデルほど単純で中間搾取がないらしい。

1-3. デザインプロセスについて

もしかしたら、これは前回の復習だったのかもしれないが、デザインプロセスのキーワードもいくつか紹介いただいた。

A. W型問題解決モデル

川喜田二郎先生って、KJ法の先生じゃなかったっけ?このようなモデルも定義しているらしい。すごい人だ。問題提起→野外観察(エスノグラフィー)→推論→実験観察(ユーザーテスト)→概念化。思考レベルと実験レベルで行ったり来たりして解決をしましょう(ここでは、デザインしていきましょう)というプロセス。

B. 他のキーワード

前回の復習になるからか、知っている人が多いからか、ここはざっくりだった。ヒューマンセンタードデザイン、ダブルダイアモンドという考え方があるから、各自調べておいてねとのこと。後者は途中までで積読になっていたこちらの本↓にも出ていた。発散と収束を繰り返してデザインしていきましょうねという話だったと思います。

C. サービスデザイン
 ziba 山崎真湖人という方の提案したモデルが有名らしい。それまでのユーザーのニーズからスタートしたモデルよりも、企業の「何をするのか」という意思決定があるのがポイントのモデルだとか。どっかにまとまった情報落ちていないかしら、と思ったら。amazonのこの本に行き着いた。氏が翻訳している書籍なので、きっと日本に広めたいサービスデザインのエッセンスが詰まっているのでしょう。要チェックですね。

D. UXデザイン

なお、UXデザインプロセスはまだない模様。一般的にはユーザー調査→ユーザー情報の視覚化→プロトタイピング→ユーザー評価の順で進む、とのことでした。

1-4. 前回の復習

さて、ここまででだいぶ長くなってしまいました。ここから、軽く前回の復習をしてインタビューに入るのですが、主に復習したのは、PDUピラミッドのところです。詳しくは、前回のノートに書いたので、そちらを参照のこと。

2. インタビュー

2-0. インタビューの前提

さて、そして講座ではとある実在の企業の方にインタビューをさせていただくのですが、そのインタビューの前提として、受講生には課題が与えられます。

「スタートアップ企業として、インタビュー対象の企業のプラットフォームに乗っかり、企業のグロースにつながるビジネスを(2月までに)デザインすること。そのためにインタビューをすること」

さすが、実践的内容...。と言いたいところなのですが、1ヶ月ほど前から多忙を極めており、実はこの課題をまるで知らずに講座に参加してしまいました...TT。課題自体は2週間ほど前から配布されていたようなのですが。。。なので、当日全く話に追いつけず。ああ、後悔。。。。

とりあえず、来月の講座までも最高に多忙な見通しなので、週に1回程度は講座のコミュニティの内容をキャッチアップするように心がけようと思ったのでした。。。

そして、半分脳死でインタビューに参加。以下、感想と役に立ったことのメモを書きます。

2-1. 感想・役に立ったこと

実際の現場ではインタビューイーに同意も必要なのでしょうが、リアルタイムで話していることや、何気ない会話もメモしておくと役に立ちました。意外にポロッと口から出た言葉に刺さる言葉が入っているように思ったので、リアルタイムでのメモ、とてもよかったです!

そして、ビジョン・ミッションを語る人の言葉は重いですね。これも「ビジョン、ミッションは?」と聞いたわけではなく、会話の中でぽろっと出てきたことをメモに残しておいたのですが、その中に「私たちはビジネスのここに命をかけている」というコメントがあり、非常にそれが聞いている人の心に響いたのでした。

3. その他

ここまで、メタ的な事項の学習が続いてきましたが、次回からはエスノグラフィー、ユーザーインタビューにはいるとのこと。具体的な手法が、今度こそ学べるといいなあと期待しつつ。。。仕事を忙しくしすぎないように、がんばります。。。