子の涙と父の後悔

新年早々反省をしている。今朝、娘を泣かしてしまった。泣くといえば叱られて泣くのは普通だけど、今朝のは僕が娘の気持ちを傷つけてしまった。ものすごく反省している。

娘は大事にしている髪留めがある。キラキラの王冠がついた着けるとお姫様みたいになる可愛らしいものだ。誕生日の時に買って、それ以来大事にもっていたのを知っている。そんな王冠髪留めを今朝つけて学校の準備をしていた。

冬休みもそれなりに飽きてきた子供達は、学校に行くのが楽しみで何故か昨夜は遠足前のようにワクワクして寝れない、一人は怖いの思い出して寝れないと起きてきて結局二人して狭いベッドで一緒に寝ていた。そのくらい子供にとって学校に行くことは楽しみなことだったのを泣かせた後に思い出した。会社にいくとは違うんだった。

そんな娘は、ここぞというときに使うアイテムを決めていて、ハンカチも大切に使わずに家族の旅行でこっそり持ってきて使っていたり、彼女なりの大切にしていることがある。それを可愛らしいなぁと眺めていた。それと同じように王冠の髪留めも同じランクに位置して、楽しみにしてた休み明けの登校で王冠髪留めを着けていこうとしていた。

そんな大切なものとは知らずに僕は「それ着けてったら、今日誕生日なの?ってみんなに言われるじゃない?」と普通に否定してしまった。その時、彼女はへへへみたいに笑っていたけど、実はとても傷ついてて、その後涙を流して泣いていた。

冬休み飽きてきたな、早く学校にいきたいな、王冠の着けていこうと休みの間、心の中で考えていたのかもしれない。ウキウキしていたのかもしれない。僕はそんな彼女の気持ちも知らずに、それを否定してしまった。彼女が選んだことをやる前に潰してしまった。これって親として一番いけないことだと強く反省した。決して、それで先生や友達になんか言われようが、それで傷つこうが、自分で決めたことを親が折ってしまうのは本当にダメだ…ごめん。

本当、よくないことだけど、どんどん大きくなって会話も議論も一緒にできたり嬉しい成長を感じる一方、子供達を大人の僕らと同じだと思って会話してしまうときがある。心は繊細で、知らないことも多く、やってみて経験して育っていく。つい対等に言ってしまった言葉が娘の気持ちを傷つけてしまった瞬間に、ものすごく反省した。

帰ったら謝ろう。父ちゃんが完全に悪かった。
王冠つけて学校行くべきだった。
だって、それは君が決めたことだから。
反省も込めて今日の日記。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。