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企業組織の損害を最小限に留めるために適切でない人材を昇進させてしまう!?『ディルバートの法則』

『ディルバートの法則』とは?

◆『ディルバートの法則』とは?

組織を構成するメンバーは、昇進し続けてステージが変わることで活躍できなくなってしまう=無能化してしまう。

その結果、組織全体が無能化し機能不全を起こしてしまう、という『ピーターの法則』(※)がありますが、このピーターの法則から派生した法則の1つに『ディルバートの法則』があります。

※『ピーターの法則』に関しては、こちらの記事をご覧ください。

『ディルバートの法則』とは、「組織の損害を最小限に留めるため、あえて無能な人材を意図的に(主に中間管理職に)昇進させる」というものです。

『ディルバートの法則』の由来

●『ディルバートの法則』の由来

『ディルバートの法則』は、アメリカの漫画家であるスコット・アダムズによって提唱されました。

IT企業でエンジニアとしての経験を持つスコット・アダムズが描いた漫画『ディルバート(Dilbert)』の中で、「企業は無能な従業員を管理職に昇進させる傾向がある」と述べ、その後経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿した記事の中で、「組織の生産性に直接的に関与しているのは組織の下部層で働く人たちであり、上層部に属する人間たちは生産性にほとんど寄与していない。その結果、組織は損失を最小限に留めるために、無能な人間ほど生産性に大きく関与しない上層部に昇進させられることがある」と紹介したとされています。

『ディルバートの法則』の原理・メカニズム

●『ディルバートの法則』の原理・メカニズム

この『ディルバートの法則』は、「生産的な業務の大部分は組織の下層部の人々によって行われている」ことが前提条件となっており、そのため、無能な人材がその生産性の高い下層部にいると顧客の気分を害してしまう、ほかの従業員を不愉快にさせてしまう、サービス品質低下を招くリスクが高まるため、上層部に昇進させて生産性の高い業務に関わらせないようにすることで、顧客満足度・サービス品質の低下やそのほかの従業員への悪影響を避け組織運営をスムーズにする狙いがあります。

『ディルバートの法則』の回避策

◆『ディルバートの法則』の回避策

『ディルバートの法則』を回避する方法は、『ピーターの法則』で述べられています。

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