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005 ゆったり贅沢!剣淵川でボートクルージング

やってきました川下り。
控えめに言って最高でした。

体験記

週末の天気予報は晴れ。
どのような時間になるか心躍らせながら、その日を待った。

朝、目覚めると、広い空が青一色。
心の中でガッツポーズをし、支度をする。

9:15にはビバアルパカ牧場到着。
ボートに同乗するファミリーと挨拶を交わす。

そのまま車へ乗り込み、5分ほどで剣淵川ほとりに到着。
準備体操などを済ませ、9:50ラフティングボートで入水。

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ゆったりと流れる剣淵川。
喧噪を離り、木々の葉音、鳥の鳴き声に出迎えられ
進む、緑と白と青の道。


小さな船頭さんの指示に従い、
自分たちのパドル操作で道を選び、速度を変える。

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小さな船頭さん

鴨は水面を羽ばたいていく。

どこからともなくホーホケキョと呼ぶ声がすれば、
口笛でホーホケキョと返す。
ときに返事が来る。

水面に足をつけると、く~ッと呻る冷たさだ。
少しすると冷たさに慣れる。
足を船上に戻しボートを漕ぐと、日照りも強く、今度は足が水を欲する。

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静かで、のどか

空を見上げると燕が空を切る。
徐々に増えてきたかと思えば、橋が出てくる。
大勢で橋に巣を作っている。

川と時間の流れに身をまかせていると、
突然、色鮮やかな青色の鳥が横切る。
カワセミだ。
あまりの興奮に、青い!青いッ!と声を出してしまうと、
隣から「一番少年だね。」と笑われる。

スタートから1時間が経つ頃、
カンカン照りに根を上げ始めると待っているはおやつタイム。
遠くに見えるは、橋の上からボートで受け取れる高さに吊るされるバスケット。
バスケットを受け取れる軌道に入るよう、ゲーム感覚で右ひだり。
正面に入って、ロープとバスケットを繋ぐカラビナを外す。
ここで気づくはボートの速度。思っているより早く、カラビナを外す手も焦る。

無事バスケットを受け取り、中に入っているアイスを食べ、涼を楽しむ。
じんわり汗をかいた体にアイスが染みる。みんな夢中にほおばる。
おやつタイムで6歳の男の子の顔には満面の笑顔。口のまわりにはおやつのチョコ。
しばしの休憩で会話も弾み、その後のクルージングもなごやかに進む。

途中、中州で水切り遊び。
何回できるか、どう投げたら多くできるか。
何度も投げる。「少年」だと笑われる。
魚の稚魚もたくさんいて、中州の淵に向かうと、水面が波を打つ。
稚魚の大群が起こす波だ。
何の稚魚か見てみたく、手で抄おうとするも、まったく追いつかない。
二手になり、じっくり追い込んでみるも、スイっとかわされる。
網でも持ってこればと妄想を膨らませ、観察をあきらめる。
他にも、鹿の足の白骨が落ちていたり、その中州では普段触れることが少ない自然を垣間見た。

小休止を終え、再びボートを漕ぐと、間もなく鉄橋が見えてくる。
鉄橋の下をくぐりながら、「おぉ」と唸り声が聞こえ、一瞬静けさが訪れる。
真下を通過しているときに列車が通ったら、どう見えるのか、どんな音が聞こえるのか。
みんなそれぞれに想いを巡らせていたのだろう。

鉄橋を越えると、見えてくるはゴール地点、香りのガーデンだ。

川岸にボートを寄せ、陸に上がる。
如何とも言い難い、清々しさ。心地よさ。疲労感。
自動車や人工的な音から離れ、川を下った2時間は非常に特別な、贅沢な時間になった。

強度としては高くないので、子どもからご高齢の方まで誰もが特別を味わうことができる、川下り体験。
いや、もはや、ネイチャークルージング、ネイチャーローイングと言っても過言ではない体験であった。
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一緒に参加した皆様、ビバアルパカ牧場の皆様、
貴重な体験をありがとうございました。

家族で参加しても、大切な人と参加しても、ひとりで参加しても、
特別な時間を過ごせるように思います。
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アルパカ牧場に戻ってからのランチは特産品のキヌアを中心に使用したメニュー。

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このほか、朝採りほうれんそうのスープもありました。
おなかペコペコで牧場に戻ったものの、食べきれないほどの量で、満腹大満足でした。

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おまけでクワガタも見せていただきました!(大ラッキー!)

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ビバアルパカ牧場

株式会社ビバカンパニー
〒098-0341
北海道上川郡剣淵町東町3733番地 旧ビバカラススキー場跡
TEL/FAX:0165-34-3911


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