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ギブ&テイク どちらが多いですか?

こんにちは。
楽天ROOMと投資で副収入UPを目指している、えっしーです。
普段は会社員をしています。
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 今回は人間関係を円滑にすると言われるgive&takeについて深掘りしようと思います。
 というのも以前からお気に入りでよく観るTEDがあるのですが、今回は本を購入して改めて面白いなと思いました。

アダム・グラントの”Are you a giver or a taker?”

 5年前に公開されてから今なお再生され続けて335万回になっています。
 アダム・グラントは最年少で終身雇用教授になったアメリカの心理学者です。

giver
他人のことを考え、他人の困りごとや利益を優先する。与える人。
taker
自分の利益を優先する。与えるより多くを受け取ろうとする人。
matcher
受け取ったら同様に返す。与えたら相応のお返しを期待する人。※大多数の人はmatcherのようです。

 人間を3つに分類するというというのは少々大雑把な気がしますが、あくまでベースということです。
 特筆すべきは仕事のパフォーマンスがどの分野でも最下位がgiver・最上位がgiverになるということ。
 誰でもできる雑用を押し付けられて自分の評価される仕事が進まないとかgiverにありがちだと想像はできますね。
 それでも最もパフォーマンスがいい人もgiverだというと不思議です。詳しくはちょっと長くなるので興味があれば動画か本を読んでみて下さい。有名な本なので要約とかも沢山でてます。

giverの父

 ここからは個人的な話になりますが、私の父は典型的なgiverだと思います。人が困っていると迷わずに助けるし、特に見返りも求めません。ただ、人を疑わずお人好しな所もあるのでいいように使われたり騙されたりします。

matcherの母

 母は律儀なmatcherだと思います。与えてもらったら同等を返そうとするし、しかも時間的に間髪いれずにすぐ返したいようです。なので返せないくらい貰ったりすると頭を抱えてしまいます。

 家は自営業をしていて、一応潰れずにそこそこ運営していました。父が騙されそうになってもmatcherの母が勘づき止めるので大きな損失がなかったのかなと思います。giverの父は周りからの信頼が厚く、仕事も紹介などで回ってきていました。

 そんな2人を見ていた私が学んだことと言えばこんなところです。

giverはよく勉強と裏取りをして騙されないように自衛したほうがいい。善意で与えるわけではない人がいることを常に意識する。

matcherはお返しすることは大事だけど、時間的にはもう少し長い目で見ていい。同じもので返さなくてもいい柔軟性も必要。

ワーママの憂鬱

 この話を聞いたとき、ぱっと思い浮かんだのがなぜワーキングマザーは精神的につらくなりやすいかということ。
 多くの人がmatcherだとすると、家庭の都合で周りに助けて貰ったとき、すぐにでもお返しをしたい。でも子供はすぐに大きくならないし、時間でも仕事量でも返せない。
 貰ってばかりではgive&takeのバランスが崩れて辛くなるのではないかと。私も復帰直後はそう思いました。
 私なりに辛くなりにくい対処法はこちらです。

giverの人はそもそも見返りを求めてないので10年後くらいにドカンと返そうくらいでOK(感謝はたくさん伝える、常識の範囲で少しずつ返す)

matcherの人にはコツコツ無理なく返す。時間を割いてもらったら物で返すとか形が変わってもOK。返そうという意思表示を示す。

takerの人はすぐ返ってくる見込みがないワーママには与えないので気にしなくてOK。

 与える人が成功するよ!という話なのですが、実際自分の性質をすぐ変えるのは難しいですね。自分の性質を分析しつつ、相手の性質に応じて柔軟に対応したいです。

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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