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1年で600名突破!Schoo人事学びゼミが目指す「等身大で前向き」なコミュニティとは?

「Schoo人事学びゼミ」は、「人材開発・育成・研修に関わる人の学びコミュニティ」です。2019年に本格開始し、すでに600名を超える人事や育成に携わる方々に参加いただいています。

2020年も、コロナ禍での人材開発調査、ゼミ生限定の生放送、少人数限定のワークショップなどさまざまな活動を行ってきました。

・具体的に普段どのような活動をしているの?
・ゼミ生の人事の方々が抱えている課題とは?
・今後、Schoo人事学びゼミの目指す姿は?

コミュニティマネージャーの「たけみきさん」こと竹原三貴さんにSchoo人事学びゼミのこれまでとこれからについて、じっくりインタビューしてみました!

聞き手:Schoo人事学びゼミ 運営メンバー堀田

組織のキーマンである人事自身の学びをアップデートしたい

----Schoo人事学びゼミが始まってもうすぐ2年経つんですね...!そもそも、このゼミの活動を始めた背景を教えてください。

たけみき:懐かしいですね‥! 始まったのはもう2年前...笑
実は、もともとは「ゼミ」という形ではなく「人事0円学び放題計画」という企画を行ったことが背景にあるんです。「人事0円学び放題計画」は、人材育成に熱心な人事や育成に関わる方自身が学びづらい環境、アップデートしづらい状況をなんとかしたいと考えたことが始りです。そこでSchooを使って学ぶ機会があったらいいのでは?と思いついたことがきっかけです。

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企業内で組織をより良くするキーマンである人事やマネジメント層の学びの意識を変革したい。自発的に学ぶ組織をつくっていくためには、その会社のキーマン自身が変革して背中を見せていかないといけないのではないかと。

企業の心臓部でもある、育成や研修に携わる人事こそが社内で一番学び続けている、学びの体現者であってほしいなと。社内の学びの課題や改善方法をSchooを使って発見してもらうために、思い切って無料での提供を決めました。

----「人事や育成を担うマネジメント層自身が変革すべき」と考えた理由は?

日々人事の方々とお話する中で、社内の研修に対して諦めていたり後ろ向きになったりしているケースを見てきました。従来型の研修を当たり前のように踏襲していたり、社員のやる気がないと決めつけてしまっていたり。

リアル・オンライン含めていろいろな研修がありますが、やはりEラーニングはリアルと比べて学習効果が弱く可視化しづらいというネガティブな声も聞きました。

そういった課題感が見えてくるなかで、社内に発信する立場である、人事や育成担当のマインドが前向きになって、答えのない人材育成に何か確信を持てるようになったらいいなと考えています。

----Eラーニング・オンライン学習に後ろ向きになってしまう原因ってどのあたりにあるんでしょう?

Eラーニングという手法が「とりあえず受ける」「言われたからやる」と受動的なスタンスになってしまうケースが多いです。従来のEラーニングは、セキュリティ研修やコンプライアンス研修など重要度は高いけど面白みはない「能動的に学びたい」と思える感情は生まれにくいシステムになっています。

企業が「学習する組織」「自発型学習」を実現するためには、働き方も変わった今「オンライン学習=つまらないもの」という固定概念をなくしていかないと変革は起こらないですよね。

----「オンライン学習の可能性を信じてもらう」ための「人事0円学び放題計画」だったんですね。反響はいかがでしたか?

ありがたいことに、反響は想像以上でした。
最初は「登録100名目指せると良いな...」なんて思っていたら、蓋を開けてみると口コミでどんどん広がって募集開始1ヶ月で1000名を超え、最終的には1700名の方々にご応募いただきました。

----1700名...!桁が一つ違いましたね...!

「同じ人事同士で赤裸々に語り合いたい」ニーズからコミュニティに進化

----大成功した「人事0円学び放題計画」から、「Schoo人事学びゼミ」というコミュニティのかたちにアップデートしたのはどういった経緯だったんですか?

参加者の方々にアンケートやインタビューを実施したところ、

「同じ立場の人事同士で赤裸々に語り合いたい」
「似た業界・規模の育成担当とナレッジを共有したい」

といった声がとても多かったんです。人事という領域も、特に人材開発や育成の業務って基本的に社内向けの取り組みなので、社外に共有される知見が少ないんですよね。皆さんの想いを知り「Schoo人事学びゼミ」を立ち上げました。

----「Schoo人事学びゼミ」の主な活動内容を教えてください。

まず、「学び放題計画」同様、ゼミ生の方々はSchoo法人プランを無料でお使いいただけて、5,800本以上の授業が受け放題です。

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コミュニティの活動としては、2019年の開始当初はまずリアルイベントを開催しました。Schoo自体はオンラインサービスですが、人と人とのつながりはリアルで会ったほうが深まりやすいですよね。数十人集まる比較的大規模な会から、少人数でじっくりクローズドで話せるワークショップ・勉強会まで定期的に開催しています。

また、2020年からはゼミ生限定のSchoo生放送授業も開始しました。

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「オンライン研修」についてゼミ生同士で討論する回や、ソフトバンク人材開発室長の源田さんをお呼びしてソフトバンクアカデミアの成功を紐解く回など、ゼミ生と一緒に人材開発について考える生放送を実施してきました。

実際に生放送を通じて、オンライン学習の楽しさを体験してもらう機会にもなります。

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少人数限定での「ぶっちゃけ相談会」も月1回のペースで開催しています。社内ではなかなか相談しづらい業務上の課題や個人的な悩みまで赤裸々に語り合える場です。実際に参加していただいた方々からは、「この悩み、私だけじゃなくてよかった...」「自分の抱える課題に対して、すでに取り組んでいる人の話を聞けるのは貴重」などとても好評いただいています。

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また、最近盛り上がり始めているのが、「クローズドな匿名LINEグループ」です。オンライン上のコミュニティだと実名で赤裸々に相談しづらい部分もあると思い、匿名で参加できるLINEオープンチャットを作って運営しています。

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「オンライン懇親会を始めて行うんだけど、おすすめのコンテンツを教えてほしい」
「ベンチャー新卒向けのオンライン研修をどのように行えばいい?」
など、コアでディープな内容が日々投稿されています。

----ゼミにはどのような方が参加されていますか?

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業種や職種はさまざまですが、共通して「人材開発や育成に熱量高く取り組んでいる方々」が多いですね!また、自分自身が好奇心旺盛で情報のアンテナを高く張っている方々が多い印象ですね。

階級や人事歴もさまざまで、現場メンバーの育成担当者から人事歴15年以上の人事マネージャーまで幅広く所属していただいています。

弱さも認め合い、かつ前向きに支え合えるコミュニティを目指したい

----今後、「Schoo人事学びゼミ」をどのようなコミュニティにしていきたいですか?

悩みをぶっちゃけられて、かつ前向きに支え合えるコミュニティにしていきたいなと思います。情報交換や名刺交換するだけの集まりにはしたくない。お互いの弱さや大変さを安心して等身大で話せて、かつ解決策について利害関係なく前向きに話し合える関係性を作りたいなと。その輪がどんどん広がっていく状態を目指したいです。

また、3期から、Schoo人事学びゼミの「卒業」もなくしました。もともとは「人事0円学び放題計画」から始まった延長で1年間限定の企画だったんです。ただ、Schooの企業ミッションは「世の中から卒業をなくす」こと。人事や育成担当者の方々にも学び続けられるように、期間の縛りをなくしました。悩んだらいつでも戻れる場所にしていきたいので、Schooとこのコミュニティをどんどん使い倒してほしいですね。

今後も、生放送やワークショップ、イベントなどなどさまざまな企画を実施していく予定なので、ぜひ楽しみにしていてください。

----最後に、「Schoo人事学びゼミ」にはどのような人に参加してほしいですか?

まず「育成・人材開発に想いのある方、熱い方」ですね!育成や研修、人事に関する知識や経験の量は関係なく、学びたい意欲がある方に集まって欲しいです。

また、他社の人事の活動に興味があって、かつお互いに課題解決し合いたいというマインドをもった方。コミュニティは「個々の想いの総量」で成り立っているので、気持ちよくコミュニケーションできるように「お互いがGiver」な関係を保っていきたいなと思います。人事でなくても、育成に関わっていれば参加できるので、マネージャーや経営層の方々で社員の育成に携わっている方もぜひ参加してほしいです。

正直、やりたいことに対してまだまだ最低限しかできていないです!
一緒に企画や運営を手伝ってくれる仲間は常に募集しています⭐

----たけみきさん、ありがとうございました!今後のSchoo人事学びゼミ、とても楽しみですね!


<Schoo人事学びゼミへの参加申し込みはこちら🎉>
https://schoo-jinji-manabi.studio.site/

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