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地域の収穫祭〜ネットには載らない催しの面白さ

冷え込みがぐんと厳しくなった週末。家からほど近くにある里山公園で開かれる収穫祭に行ってきた。

この公園では年に数回ぐらい、歩いたり走ったりしている。収穫祭があることを知ったのは、新聞折込の見開きローカル情報誌を読んだから。

近頃は、新聞本編よりもそっちをしっかり読み込んでる気がする。なぜかというと、そちらの方が暮らしに密着した情報が出ているから。国の政治家がまた何かクリーンでないことをやらかしたとかいう記事よりも、地元の収穫祭の情報の方がよほど身近だし、読む気になる。

里山公園で育てた野菜やお餅の販売などがあるということで、楽しみにして子どもと出かけた。ちょうど開始時間頃に着くと、森の木々をバックにかまどの煙が立ち上っていた。

山火事ではない

何と言っても、お目当てはお餅。ここで作られ、今年収穫されたお米をもとにつくられている。餅米を炊き、その場まで臼に移して餅つきをしていく。そして出来上がったきな粉餅をいただいた。

出来立てきなこ餅

温かくて、信じられないぐらい柔らかくて、至福の味だった。これこそ、つきたてのお餅の味。

この収穫祭は、多分ウェブ上には情報が出ていない。広く告知するものではなく、地域の人たちで楽しみ、味わい、自然の恵みに感謝するためのもの。

ネットが生活のいろんな面に浸透してきても、デジタルだけで全てがわかる訳ではない。そして、デジタルの網目に乗らないささやかな催しにも、面白いものはいくらでもある。

ネットと交わらない領域で、その場所ならではの魅力にあふれた行事などが行われているということは、少なからずあるのではないだろうか。逆に言えば、そうしたことが普通に行われる地域が、「ここ、なんだか面白いぞ」と内外の人に感じさせる要素になるのかもしれない。そんなことを感じた1日だった。


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