見出し画像

男性不妊の日記14〜特大の精索静脈瘤手術 退院〜

前回、手術後の痛みについて書きました。今回は、退院した日について書きます。

一晩中、痛みでほとんど寝ることが出来ず、悶々としていると朝を迎えました。今日本当に退院出来るのか?と思いながら、体を少し動かしてみます。やはり、お腹に強烈な痛みが走ります。

朝食を食べてゆっくりした後、看護師さんが来ました。退院に向けて、歩く練習をするとのこと。そもそも、こんなに痛いのに、立ち上がっていいのか?と思いながら、やってみますと返答。

看護師さんに支えられながら、ベッドから起き上がります。足を地面に着けてみます。ここまではなんとか、大丈夫。腰を上げて立ち上がりました。凄まじい痛さが走ります。が、意外と立ち上がれました。そこから、看護師さんの言われるがままに、歩いてみました。一歩が5cmぐらいのヨチヨチ歩きですが、なんとか歩けました。それを見た看護師さんから次のひとこと。

看護師さん「ああ。いけそうですね!廊下を歩いてみましょう。」
私    「!!!(スパルタすぎんか?)」

言われるがまま、廊下をヨチヨチ歩きで歩きました。痛みはすごいですが、なんとか歩けました。人間ってお腹に3箇所風穴が空いていても意外と歩けるんですね。人間って強い。
看護師さんの所見としては、退院可能ということです。妻に連絡して、迎えに来てもらいました。

痛みをこらえながら、着替えを済まして妻を待ちます。妻が到着し、体を支えてもらいながら、車で家路につきました。車の中で、妻との最初の会話が次でした。

妻 「大変だったね。なんか欲しい物ない?甘いものとか。」
私 「杖が欲しい!!!」

ということで、帰り道で杖を買ってもらい、家に帰りました。それから3日間ぐらいは、杖なしで歩けませんでした。仕事は1週間リモートワークにしていたので、なんとかなりました。先生は、手術した次の日から出勤できるよ!と言っていましたが、絶対無理でした。。。
痛みは、1週間ほどで軽くなってきて、普通に歩けるようになり、仕事も今まで通り出来るようになりました。

ここまでで、精索静脈瘤の手術の話をしました。いかがだったでしょうか。コメントなど頂けると励みになります。

次回、手術から2ヶ月後の精液検査の結果についてです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?