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垂れ流しの雑記

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日記にも満たない、エッセイにもなれない、そんな吐き出しを垂れ流した雑記。
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#推しにありがとう

「親友」に収まらないクソデカ感情をたった一人に向けていることに気が付いた話。

 一人だけ、親友と呼んでいる人間がいる。

 彼女とは中学三年生の時に同じクラスになっただけ、一緒の時間を過ごしたのはその一年間のみだ。高校は別の学校に進んで、大学も違ったし、私は音大中退、彼女は院卒。頻繁にやり取りをすることも少ないし、別に親同士が仲がいいとか家が近所だとかいう訳でもない。不思議な縁で、緩やかな交流が続いて、もう十五年経った。そんな関係の人間は私にとって彼女が唯一だけれど、彼女は

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