わざと時間をかけて古本まつりに行く。
まだまだ古本まつりラッシュが続きますね。
規模が大きいところもあれば、小さいところもあり、今年はどこに行こうか迷っちゃいます。
私はどこの古本まつりに行こうか決めるとき、わざわざ地方に行くこともあります。
なぜかというと理由は簡単。
本がお値打ちで、時間がかかった分そこで得た本が強い思い出として残るからです。
貴重な本が欲しい、圧倒的な量の中から選びたいなら東京京都がダントツですが、人も集まる分価格が高めの本も。
だけど、都市圏から離れた地方だと同じ本でも東京京都の価格の半額になっていることもあります。
状態も悪くありません。
先日都市圏から離れた古本まつりに行ってきたのですが、中公文庫やちくま学芸文庫が200~400円で半額以下!
状態が良くて発売日から5年以内とかだと、まあ良くて600、700円ぐらいなのが200円とか…!
しかもマイナーな本も多くありました。
10畳ぐらいの小ぢんまりとした会場でしたが、店員さんの前を何度も往復してしまい、会計時に「ようやく決まったかね」というような顔をされました。
3冊文庫本を買って合計950円。1冊平均300円ぐらいと考えれば結構お値打ちなのでは?
アクセスがそこまでよくなくて、逆に2、3分で1本電車が来るような東京がおかしいのですが、その分地元客が通うような美味しいランチやカフェにも出会えて、大満足です。
ちょうと紅葉シーズンですし、紅葉名所を巡るプランに古本屋や古本まつりも組み合わせてみてはいかがでしょうか?
紅葉名所もささっと行けるようなところにないところが多いかと思いますし、景色も楽しみながら偶然の出会いも得られると、その本が自分にとっての思い出深い本になるかもしれません。