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キングタムにハマって本棚にある春秋戦国時代の本を集めたら、未知の世界が広がった。

キングダム70巻が11/17に発売されます。
これで発行部数が1億部突破!
集英社青年漫画誌初とありましたから、歴史マンガとしても大快挙ではないでしょうか。

そんなキングダムの舞台は、秦の始皇帝の中華統一前の時代です。
いわゆる春秋戦国時代と歴史区分がされているところ。

春秋戦国時代は周の東遷から秦の統一まで、500年続いたとされていますから、いろんな人物や思想が入り乱れるわけです。
キングダムを読んでいても誰が何をしていたっけとなるときがありますが、数回読んだら把握できます。

ただ平穏な日々よりある程度変動がある方が、傑出した人物が集まりやすいのかも。

そこで今家にある春秋戦国時代をテーマにした本、春秋戦国時代に書かれた本を集めてみました。

キングダムにハマってから『始皇帝陵と兵馬俑』を買った。
『史記列伝』にも触れていたのに本の画像自体が無かったので、追加。


我ながら結構集めているなと思います。
全部読み切れていないのですが、今に続く根本となる論語をはじめとした諸子百家の思想、国家統一のための秦の各政策は、もう歴史に関わる本なら所々触れられています。

マンガに関連して本を集めると、より重層的にその時代を見れる気がします。
歴史は一旦事実として認定されていますから、ネタバレにもなってしまいますがマンガの絵や展開を合わせればイメージしやすいです。

ネタバレというと司馬遷の『史記列伝』にある「蒙恬」でしょうか。
主人公信(李信)のライバルとしても活躍する蒙恬の最期が書かれていました。
『十八史略』も秦のエピソードがあったから、今後の流れが見えちゃうかもしれないですね。

受験勉強だとその余裕はないけれど、落ち着いたころに歴史マンガと専門書を交互に読むと、理解が進むというかさらなるオタクへの道が開けます。

さて、70巻は韓非子登場ということで『韓非子』を…と思いましたが、持っていない。

『哲学と宗教全史』では韓非子は荀子と商鞅の流れを汲むとありました。
どこかの古本市で韓非子と荀子の岩波文庫があればゲットしたいです。
(まずは孔子から読み直しですが)

広げていくときりがないけれど、知らない世界も開拓できるので楽しいですね。

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