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川の図書館から持ち帰った本4冊

本日外出先に『Book Swap Japan (川の図書館)』という一風変わった図書館が来ていて、中を覗いてきました。Book Swap Japan (川の図書館) では、本を寄付し、それを自由に持ち出す (返却義務なし)、というサイクルで本を社会に循環させる活動をしているそうです。

本好きな私としては居ても立ってもいられず、何か良い本がないかと探り、私に刺さった4冊をお持ち帰りしました。以下は、私がお持ち帰りした本のご紹介です。

1.かてもの (古文書)

かてもの』は米沢藩に伝わる古文書で、こちらはその復刻版です。装いも古文書ですが、中身も古文書そのものの復刻版です。和紙製です。古文書単体ならば全国各地のデジタルアーカイブでも閲覧することはできますが、こちらは読下し文付きなので、古文書解読の練習に大変有用ではないかと考えました。このような貴重な本に出会えたこと、本当にラッキーでした。

カバー(紐で縛るタイプ)
中身(右が復刻本、左が読下し本)

なお、少し調べたところ、市立米沢図書館デジタルライブラリーで古文書読下しを閲覧できました。古文書解読をされる方はご参考ください。

2.Thus Spoke Zarathustra (洋書)

私は岩波文庫の『ツァラトゥストラはこう言った』を読了していますが、こちらはその洋書です。岩波文庫版の日本語訳と比較しながら読みたいと思い、お持ち帰りしました。

洋書らしいペーパーバック

3.AI新世—人工知能と人類の行方 (文春新書)
4.なぜ日本からGAFAは生まれないのか (光文社新書)

仕事がら選んだAIとBig Techの本です。どちらも昨年出版されたばかりの本で、このような最新の本が自由に持ち帰れることに感謝です。

最新の新書2冊


これら以外にも小説、文庫、実用書、マンガなど多数の種類の本がありました。中には戦時中に販売された本 (定価は金2圓でした) や、著名な作家の全集もありました。中々価値のありそうな掘り出しものが、行くたびに発見できるかもしれません。

Book Swap Japan (川の図書館) の活動の中心は調布だそうで、タイミングが合えば、持ち帰った本を再共有したいですね (その時は私の蔵書のいくつかも持っていきたいですね)。

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