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新婚旅行6日目(1):アイスランド南海岸ツアー

アイスランドに到着して3日目。この日は丸一日を使って日帰りツアーに参加した。「南海岸ツアー」という景勝地を巡るツアーだ。ホテルにツアー会社のバスが来てピックアップしてくれる。ガイドのお兄さんに挨拶し、バスに乗り込んだ。いざ出発。

ツアーで乗った車はベンツのマイクロバス。バスやトラック等の大型車はベンツが多かった気がする。

街を離れ数十分経つとこんな雪景色が広がる。更に進むと雪は無くなったが、家が現れたりして自然の荒々しさは対比により鮮明になっていく気がした。崖の下に家が立っている。後ろに見える緑は、おそらく雪崩を防ぐための生垣だと思う。

ちなみに、このツアーは各席にタブレットが置かれていて、いろいろな言語で案内を聞くことができた。日本語も用意されている。アイスランドに来て流暢な日本語を聞くのがとても不思議な感じ。案内の中で、エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull)という発音が難しいことで有名な氷河が紹介された。面白いので時折連呼してみたり。

初めにバスが到着したのはコンビニにガソリンスタンドが併設された店だった。辺りには何もない。 ツアー参加者でまとまって昼食を取る時間が用意されているわけではなかったので、サンドイッチと飲み物を購入。

再び出発し、次に到着したのが最初の目的地であるレイニスファラという海岸だ。通称ブラックサンドビーチ。その名の通り真っ黒い砂が広がる海岸だ。ビーチといえど、海水浴をするような砂浜ではない。波がとても荒いのだ。そして風も強い。ガイドさんには「絶対に波に近づかないでください」と念を押されていたが、言われなくても距離を置きたくなる。海沿い出身の妻も「この波はヤバい」と言う。

そして、この場所を特徴づけるもう一つが、辺りに広がる柱状節理の玄武岩。崖に縞模様が刻まれている。火山の国であるのが海辺でも分かる。海の中からそそり立つ奇岩も面白い。縦に細長い岩を見て、前日に見たペニス博物館を思い出した。

風に煽られながら絶景を満喫した。 バスへ戻る際に、黒い砂浜から小石を拾ってお土産にすることにした。石はどれも丸くツルツル磨かれていた。人間みたいだな、荒波に揉まれて磨きがかかるなんて…。

バスへ戻る前にトイレに立ち寄ったのだけれど、カード社会のこの国ではトイレの利用料金でさえクレジットカード払いだ。ここではむしろ現金が使えなかった。無人の機械にカードを差し込むと、バーコードが印刷されたレシートが出てくる。それをトイレの入口にあるリーダーで読み取らせて鍵を開ける。

バスに乗って再び移動。次は小さな小さな街が私たちを待っていた。

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駄文ですが何卒よろしくお願いします