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がんばれリベラル

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記事一覧

まずはビールじゃなくて、まずは近代化を

相互フォローさせていただいている方から、西願、おぬしが望む革命とはいったい何なのだ、み…

西願広望
8日前
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西洋近代を破壊するとは ―「法律」の場合

西洋近代が作り上げた様々なものを、喜々として破壊するひとたちがいる。 でも世の中の様々な…

西願広望
12日前
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義務感、使命感を、もういちど

使命感→解放感→欲望の肯定19世紀末から20世紀前半にかけて西洋世界では、「あれもしなけれ…

西願広望
2週間前
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フランスの性加害疑惑

セクハラ犠牲者の告訴ラッシュは、フランスでも大きな激流となっており、加害者だとみなされ…

西願広望
3か月前
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カロリーヌ・フレスト著『「傷つきました」戦争-超過敏世代のデスロード』を読んで

差別問題、異文化交流、ポストコロニアリズムに興味関心のあるひとのために。 右翼を利する…

西願広望
3か月前
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伊藤昌亮「ひろゆき論」を読んで-リベラル派の功罪

「ひろゆき論」岩波書店のWEB世界に伊藤昌亮氏の「ひろゆき論」が載っていた。 まとめれば次…

西願広望
11か月前
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人口1%の少数派だけど「多様性」を認めたくないのですが

価値観の多様性VS唯一絶対神むかしから「価値観の多様性を認めましょう」という、リベラルさんのスローガンが嫌いだった。だって上から目線で偉そうじゃない? でも最近になってこのスローガンが上から目線なのは、それはそれで当然なのだということに気がついた。 だって塔の上に登って、上から下を見下ろして初めて、地上には多種多様な価値観が存在することが分かるのだから。そして下にいるひとたちに向かって「みんなで仲良くしなさい」とお説教をたれることができるのだから。 それでもやっぱりわたしは

弱者の歴史

悲劇のヒロイン症候群 大抵の方はしばしば過去を悔やむようです。問題はそのときの思考方法で…

西願広望
1年前
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この夏いちばん怖かったこと

この夏、ある小さな街でヘイト騒動がありました。 あれから2カ月になります。 関係者のみなさ…

西願広望
1年前
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露悪の時代の人文社会研究

露悪とは、「所詮、人間なんて、てめえが、いちばん、かわいいのさ。エゴイストで何が悪い」と…

西願広望
1年前
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生産的な戦いのために

どこかで、歴史家の木村尚三郎が、戦争は交流の一種だと書いていた。 ところで交流は生産的で…

西願広望
2年前
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気持ち悪い「批判ばかり」と共生するために

(架空の男と女。架空のバー。) 女「ブラッディ・メアリーを。アルコール強めでお願い。ねえ…

西願広望
2年前
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なぜ妥協しないの? ―東京オリンピックの怪

生きるとは妥協すること僕はスポーツ愛好家ではない。 『エースをねらえ!』と『黒子のバスケ…

西願広望
2年前
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選挙はおっくう。(ぴえん)

なるべくなら選挙に行きたくない。 僕がこう言うと、友人たちから、御叱責を受ける。 僕は、彼らが正しく、自分が間違えていることを知っている。 けれども苦手なものは苦手だ。 投票所に向かう、僕の足取りは重い。 うきうきわくわくスキップしながら投票所には行けない。 倦怠感と疲労感と自己嫌悪に打ちひしがれながら、僕は投票所に足を運ぶ。 とてもじゃあないが、国民の責任=権利を果たす歓びも誇りも、感じない。 理由は多い。理由は、noteの記事、1本じゃあ、説明しきれない。 例えば、唯一