Gojyo_Gen

30才の時に起業して20年。 北方謙三氏の三国志の文庫を読み始めて約15年。つらいとき…

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30才の時に起業して20年。 北方謙三氏の三国志の文庫を読み始めて約15年。つらいときや節目の時など読み返し何度も自身の助けを得られる人生の書となりました。人生の半世紀を迎え自己流の北方三国志の解釈や登場人物の評などを綴ります。

最近の記事

桃源の誓い

※このnoteは北方謙三氏著角川春樹事務所発刊の文庫版「三国志」を元にあくまで個人的にストーリーや登場する人物や経営的な観点から三国志の世界観に置き換えた推察を綴っています。 北方三国志はいずれ蜀漢の初代皇帝となる若き日の劉備玄徳が雇われて馬群を送り届けるエピソードから始まります。 その雇われたメンバーの中の諍いから劉備を助け馬群を襲う賊に獅子奮迅の活躍をする同じく若き日の関羽と張飛との出会いを描いています。 壮大な三国志の物語の中でも最も有名なエピソードのひとつ「桃源の

    • プロローグ

      自身が北方謙三氏の三国志を初めて読んだのはおそらく15年ぐらい前の35歳の時。 30歳の誕生日の時に起業して20年。 確か取引先の知人より紹介してもらい文庫本を読み始めたのが北方三国志のきっかけです。 当時は多様な登場人物に漢語でつならる名前が難しく覚えらえず、そして博識をひけらかす三国志好きの諸先輩の方々などが苦手で最初の頃は流し読みの程度だったのですが、なぜか戦国時代などの日本史の物語よりも三国志のほうが手に合うようで、ふと気づけば文庫を手に取りながら約100年に渡る群

    桃源の誓い