見出し画像

浅い夢 《詩》

「浅い夢」

記憶の中の陽射に揺れる君の面影

世界中の時計を
巻き戻し夢の中で眠った


答えにはいつも形なんて無くて

何気ない
あの時の1秒に永遠を見ていた


僕がもっと強くなる事で
君が微笑んでくれるなら

この腕に君を…


浅い夢 

薄れてゆくはずの想いは

孤独と自由と柔らかな後悔と

君の髪の香り 
つまらない嘘で誤魔化した強がり


ふたりを繋いでいた大切なもの

確かに僕は君に恋をしていた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?