街中お話メモ

<お話しメモ>

ここでは、活動の中でお話しした方々の言葉を記載します。
今後の活動に活かすために、また考えをまとめるために、どのような会話を交わしたかを記録するメモです。
[im]とあるのが、今泉真緒のコメントです。なお、流れをわかりやすくするために整理し、実際に発した、聞いた言葉とは表現を変えているところがありますが、会話の主要な内容は変えていません。

このノートに更新を重ねる形で記載していきます。
考え中の内容も含めて、読み物としてはまとまりのないものになりますが、ご了承いただけますと幸いです。

また、こちらをご覧になってご意見やご質問などがあれば、コメントまたはメール<seiji.mao01@gmail.com>でお知らせください。
こちらも一人で運営しているので、お返事が滞るかも知れません。予めご容赦くださいませ。

なお、メール等で皆さまからいただいたお言葉も、匿名の形でここに記載していきます。
掲載を希望されない方は、その旨もあわせてお知らせいただけると嬉しいです。

※一度公開しましたが、「有権者の発言を自分の主張に利用している」「場所と日にちと属性で、個人の特定に繋がる可能性がある」という指摘をいただき、私としてはそのようなつもりはありませんでしたので、下記の修正をしました。

・場所の削除
・私の主張が結論と見えてしまう部分の表現を修正

↓↓↓↓↓ココから メモ↓↓↓↓↓
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【7月10日の街頭演説途中】

 <30代後半〜40代前半くらい、男性>

「(自分は)維新の会の支持者だけど、一応(チラシを)もらっとくわ」

→[im]ありがとうございます! どうして維新の会を支持しているんですか?

「実績があるから。大阪で。子育て環境もよくなっている。本当に増税せずに、教育無償化を実現したでしょ。大阪の友達も良くなったって言ってる。」

→[im]なるほど。その代わり、図書館や博物館など、文化事業に携わる方々からは、予算がカットされて非常に大変だと聞きますが…。

「カジノとか企業を引っ張って来て税収を増やして、きちんと再分配しているでしょ。」

→[im]大阪では、街の風景も変わるし、そのように華々しい活躍をしていると、実際に感じるのですね。ただし、国政では安倍政権を信任していて、与党の補完勢力と言われているので、私としては、兵庫の三議席が自民・公明・維新で占められてしまうのはよくないのでは、と思っています。

(この後、多様な国会の風景を作りたい、しっかりと野党を強くする必要があるとお話しをし、「票、分けとくわ!」の一言をいただきました。)


【7月5日の街頭演説途中】

<30代後半~40代前半ぐらい、男性>

(私の演説で消費税のことをお話していたので)

「どうしてみんな、消費税のことばかり言うのですか。固定資産税、車の税だって高い。どうして消費税のことばかり。」

→[im] 私は、お家ももっていないし、車も所有していないので、固定資産税も車の税も払っていない。夫が車の税は払ってくれているが、固定資産税は二人とも払っていない。
でも、消費税は払わなくてはいけないんですよ。
持ち家がない、車がない人も、お金がある人も、ない人も、全員が払わなくてはいけないのが消費税なんですよ。
私はまだよいです。何とか、暮らしている。
でも、スーパーで安い野菜、モヤシでご飯を食べようと、モヤシが何円あがったらその日のご飯も苦しいというような方々には、消費税があがるなんであり得ません。

「そうなんですか。だから消費税のことばかり、みなさん言うんですか。」

→[im] ただ、私だって、今はなんとか暮らせていても、将来はどうなるかわかりません。普通に仕事をして、細々と暮らしていても、貯金はありません。みんなの暮らしに打撃を与えるのが、消費税なんです。

「そんなの、嘘じゃないですか。選挙に立候補しているんだから、貯金がないなんて嘘じゃないですか。」

→[im] いや、私は今回、公募に応募して、立憲民主党の公認を受けて立候補しています。
だから、供託金は、党が援助をしてくれます。出来る範囲で自分の選挙をしている、普通の市民です。
経済的な理由が立候補の妨げにならないように、また公正な選挙が出来るように、政党交付金があり、多くの方が被選挙権を行使して立候補できるようになったと思っています。

(生活の苦しさについて話をしても、選挙に立候補している時点でお金があると思われ、リアリティをもって聞いていだけないかも知れない、さらに私も立候補するまでは、どこかで「候補者は特別」と感じていたということに気づきました。)


【7月4日@市民ストリートインタビュー】

 <70代ぐらい、女性>

「自民はまだ許せる。おかしな言い方やけど、自民はまだ許せる。維新は、許したらあかん。大阪の街もおかしなっとる。」

→[im] 自民党は、与党だし、所属議員に多様性があるからですよね。

「そうや。自民はまだ許せる。でも、維新は、のさばらせちゃあかん。国政に出ちゃあかんのや。」

→[im] 国政では、しっかりと、本当の野党を強くしていかなくてはいけませんね。


【(公示前)@市民ストリートインタビュー】

<20代後半ぐらい、男性>

「アメリカに見捨てられたら、日本は終わりじゃ!
綺麗ごとばかりだかりいいやがって!
 何しても、誰がなろうとも、変わらんのじゃ。」

→[im] つまり、憲法や自衛隊のことですか?

「そうじゃ。綺麗ごとばかりいいやがって!」
 アメリカにもし見捨てられたら、どうすんねん!!」

→[im](このまま歩き去っていかれたので、うなづくばかりで、しっかりとお話しはできませんでした。
もしお答えできていたなら、何を言えただろうか? 下記に要点を記載します。
   ※メモなので、説明が不十分ですのでご了承ください。

・現状の日米安保体制では、日本がアメリカに基地を提供し、コストも負担している。「見捨てられたら困る」のは、アメリカの方でもある。
・さらに、日本が仮に攻め入られたとしても、アメリカが必ず助けてくれるという保証はない。つまり、“見捨てられなくても”、今すでにあなたが心配されているような状況ではないだろうか。
・一方で、日本には独自の、十分な防衛費と体制がある。
・つまり、「見捨てられたら終わり」ではないと考える。
・平和主義を維持しながら、多国間の中で、国民が納得する形での安全保障をいかに実現するか。オープンな議論が必要だろう。現状のままでよいのか、改善が必要なのか。
・私は、憲法9条は、世界に誇れる日本の強みであると考える。
・一方で、伊勢崎賢治さんが指摘されているような、自衛隊が活動をする際の“法の空白”は、問題と認識している。
・関連法案で整備できるのか、憲法の改正が必要なのか、専門家の知見を共有し、国民的な議論が必要と考える。決めるのはあくまで国民である。国民が望むのであれば改正が必要であるが、そのためには適切な情報提供と細やかな議論、その可視化が欠かせないだろう。
 (つまり、立憲民主党の方針と同じ、「現政権下での改正には反対」)
・なお、安全保障についても同様である。日本は憲法9条に守られてきた歴史がある中、今後、どのような安全保障を維持し、改善していくのか。
他国の事例や専門家による研究成果をもとに、様々な選択肢におけるリスクを明確にしながら、議論をし続けるべきであると考える。

上記はお話しした方のテーマに沿ってお話しした場合の要点です。

一方、異なる角度から感じることもあります。

・「綺麗ごとばかり」という言葉をよく聞くが、議論がすれ違っている場合が多く、悲しさを感じる。
・政治家が、綺麗ごとばかりいうことに違和感を感じることは理解できる。
 本音で、ぶっちゃけに聞こえるトークが小気味いいのもわかる。
 しかし、政治家が綺麗ごとを言わないでどうするのだ、とも思う。
・理想論と現実主義を両立させる議論と実践はできるはずだ。
 綺麗ごとに聞こえる理想なしには、現実的な解も探れないと考える。
・最終的な理想がどこにあるのかを、異なる立場の人々でも、まっとうに話し合える環境を作る努力をしたい。


---------------以上、7月15日更新。公開後、表現を修正しました。-------------