心をフラットに保てる音楽

恥ずかしながらちょっと前まで、ジャズって何かよく分からなかった。音楽のジャンル分けとかに興味がないからだ。音楽は好きだけど。

「ジャズ?ナニソレ」状態だった。

でも最近我が家では、よくジャズが流れている。部屋は散らかり放題で、ジャズが似合うようなオシャレな空間では全くないのだが。

きっかけはある日突然、グーグルの丸い機械が届いたこと。Google Home Miniというらしい。何で届いたのかはよく分からない。買ったわけではない。しばらくは活用されず放置状態であったが、今は毎日使っている。

旦那が何を思ったのか朝に夕に、ジャズをかけるようになったのだ。これいいな、と思った次第である。

ちなみに旦那が本格的な英語で「Ok, google」と手懐けてしまったため、私や息子のなんちゃって英語、「オッケーグーグル」にはちゃんと反応しなくなってしまった。可愛くない。しかも旦那はいつの間にか、ちゃっかり自分の名前まで覚え込ませて会話めいたことまでしている。

それはさておき、ジャズの何が気に入ったかというと、精神状態をフラットに保てるところである。

不意打ちのように物悲しくなったりしない。ひょっとして物悲しいジャズもあるのか?と思って検索してみたらあるらしいが(悲しいというより「しっとり」らしい)、いまはスタバなので聴くことはできない。

とにかくうちでは今のところ、悲しいジャズは流れない。

私は安定した精神状態を保ちたい。

音楽の力は絶大なので、悲しい音楽が流れようものなら当たり前のように心は暗い方向へと傾きだす。

過去のあれこれや、起こるかどうかも分からない未来の心配事が胸をよぎる。そんなのは嫌だ。

なぜならば、人生は気分だからだ。

「今どんな気分か?」

それが、連綿と続いていくだけだ。

できる限りいい気分でいられるような物事を一つひとつ選んでいくことが、昨日書いた「心地よさ」にも繋がっていくのかなと思う。

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