清明桔梗紋

還暦過ぎのオヤジです。JAZZ、FUSIONギター弾きます。フルアコ中心にギターも結構…

清明桔梗紋

還暦過ぎのオヤジです。JAZZ、FUSIONギター弾きます。フルアコ中心にギターも結構所有。BABYMETAL、ももクロのファン。ただし俄か。信越地方都市在住。登山、ランニング等スポーツ好きも体調崩し現在ちょっとお休み中。神社仏閣仏像大好き。色々語ります。

最近の記事

カテーテルアブレーション5

さて、いよいよ今回の入院、手術のクライマックスです。それは病室に戻ってからの安静時間です。カテーテルは鼠径部の動脈から入れるのですが、そこは人間の1番太い血管(細かい事はよくわかりません)のはず。そこに穴を開けて管を入れたのですから、傷がキチンと塞がるまでは出血のリスクが伴います。よって傷口を動かさないよう、術後3時間は鼠径部に土嚢の様な重りを乗せて、仰向けでの絶対安静が求められました。この時はまだ眠気が残っていて寝たり覚めたりしている内に3時間が経過しました。その後、重りを

    • カテーテルアブレーション4

      さて、話をどんどん進めます。手術を決めて最速の日程でお願いしたら、入院12月24日、手術12月25日、退院12月27日にて決定しました。入院日はクリスマスイブ。そんなの全然関係ないけどねとか言いながら、午後から入院。前日は血圧とか測って、明日の点滴用に針を腕に刺して、薬剤の注入口(でいいのかな?)を開けて固定します。これが寝ている内に動いたりしないかと結構怖い。あとは電気バリカンみたいなやつで、鼠径部の剃毛して、その日の予定は終わりです。正直言って美味しくない夕食を食べたら、

      • カテーテルアブレーション3

        こんにちは。カテーテルアブレーション体験記前回から大分時間が、経過してしまいました。少し進行を早めないといつになっても入院できないので、早送りします。そんなこんなで(どんなこんなだ?)大病院の予約をして門をくぐりました。心房細動は症状が常に出ているわけではないのですが、絶賛発症中のデータが転送されていて、病院の先生にも詳細は伝わったようです。その時は特に症状が出ている訳ではなく、手術の必然性も半信半疑ではあったのですが、血液検査等の他の数値を見ても、脳梗塞の原因が見当たらない

        • フルアコースティックギター8

          こんにちは。自分の手持ちのフルアコを紹介するシリーズ、7まで書いた所で、あまり誰も見てないなと思い、違う話題に逃げておりました晴明桔梗紋です。先日嬉しいことに読者様から、フルアコ記事の更新を待って下さっているというコメントを頂きまして、ガッテン承知の助!俺ぁ嬉しいよ!さくら!みたいな感じで(どんな感じだ)次のフルアコ行きます。今回はちょっと毛色を変えて、anchanというブランドのフルアコです。この名前を聞いてピンとくる方はある意味相当のギター好きかも知れません。北海道のアン

        カテーテルアブレーション5

          カテーテルアブレーション体験記2

          前回から続く さて、近所の循環器科医院の受付で状況を話すと、身長・体重・血圧を測定した後、心電図を取りそのまま先生の診察を受けます。先生は開口一番「これは数か月以内にカテーテルアブレーションの手術を検討したほうがいいですね」とのこと。カテーテルというのは何となく知っていましたが、アブレーション?なんじゃ?という感じでした。結局その日はいつも飲んでいるバイアスピリンに加え、もう一つより強力な血液サラサラの薬を処方されて帰宅しました。1週間ほどは何事もなく過ぎて、薬が切れる時期に

          カテーテルアブレーション体験記2

          カテーテルアブレーション体験記

          こんにちは。久し振りの更新です。先日カテーテルアブレーションという手術を受けました。今回は発症から手術までの流れを綴っていきます。 1.発症 異変があったのは10月24日の朝。定刻の5:20頃起床していつものように血圧を測る。しかし何かふわふわというか、ゆらゆらというか、宙を浮いているような不快な気分に襲われて、脈が正常でない動きをしているのが判る。血圧を測ると、欄外に初めて見る「不定期脈波」という表示が現れる。なんじゃ?と思いながらもう一度測ると、また不定期脈波という表示と

          カテーテルアブレーション体験記

          BABYMETAL at 幕張

          さて続けます。いよいよ場内が暗くなり、始まりました!セトリや、進行の様子は色々な方のブログで詳しく出ていますので、ここでは細かく触れません。と、言うか私の場所は完全にスタンディングピットの外側で、とにかくよく見えない。しかも事前の準備不足で、新アルバムの曲はサビを聴いて、こんな曲あったな程度。だからオープニングの曲は新曲で聴いたなとは思ったものの、 METAL KINGDOM という曲で、しかもよくビジュアルにあったトゲトゲの玉座に二人が、座って登場したとか、細かい所は全くわ

          BABYMETAL at 幕張

          BABYMETAL at 幕張

          遂に行ってきました。BABYMETAL RETURNS -THE OTHER ONE- 幕張メッセ。私の住んでいる所から幕張まで、新幹線で2時間弱、東京駅から京葉線で約30分。3時間みておけば大丈夫という時間距離です。16時開場、18時開演。通常ベビメタのライブは、大体90分ちょっとで終わるので、すぐに東京駅へ戻れば、十分に日帰り可能ですが、今回は間を開けてのライブなので、これまでの鉄則が通じない可能性がある、また、退場はコロナに伴い規制がかかることが予想され退場できる時間

          BABYMETAL at 幕張

          断酒体験記

          さて、今日は今までとガラッと変わって断酒について語ります。実は私は2022年夏に脳梗塞を発症しました。手先が痺れて、ギターの普通のCのコードが押さえられなくなり、これは尋常じゃないと病院へいって検査してもらったところ、脳梗塞と診断されました。健康には自信のあった私には正に晴天の霹靂。しかも大好きなギターが弾けなくなってしまえば、この後の人生どう生きていけばいいんだと、途方にくれました。幸い症状は軽く、入院して手術するほどではなく、指もある程度元通りに近く動くようにはなりました

          BABYMETAL

          さて、今日は突然BABYMETALの話題に行こうと思います。なんでか?(って歌う目のギョロっとしたコメディアンがいましたね。昔。知らんか)それはいよいよ幕張メッセでの復活ライブが、いよいよ来週に迫ってきたからです。私は今回ベビメタのライブは初参戦となります。音楽は長くやっていても、ヘビメタ(ベビメタじゃないよ)は観たことがなく、というより寧ろ何となく遠ざけてきた音楽でした。ギター始めた頃はリッチーのバーンとか弾いていましたが。ある時、暇に任せてYou Tubeを見ていた時、お

          フルアコースティックギター7

          久し振りの更新です。今日は次のギター紹介します。GIBSON L5 CES ALNICO です。2001年(2年?)製です。私はその当時の事をよく知らないのですが、かのエリック・クラプトン御大がライブをやった際、アンコールでこのタイプのL5を持ってOVER THE RAINBOW を唄ったために日本でこのギターの人気が沸騰したそうです。それを見た当時のGibsonの日本代理店である山野楽器が同じスペックでGibsonに別注した内の1本だそうです。本人が使った楽器は50年代か6

          フルアコースティックギター7

          フルアコースティックギター6

          さて、気軽に持ち運び出来るギターを手に入れた私は意気揚々とセッションに挑戦しました。しかし!世の中そんなに甘くない。そもそもの腕があまり無い私にとって、セッションはとてもハードルが高いものでした。普段はもっと弾けるつもりでいるのに、何故かセッションになるときちんと弾けなくなります。ま、初心者(通算弾いてきた期間だけでみると決して初心者ではないのですが)が必ず陥るあるあるなのでしょうが、ソロが始まると途中で何をやっているんだか分からなくなり、混乱のうちに自分のソロパートが終わっ

          フルアコースティックギター6

          フルアコースティックギター5

          さて、Rozeoの話です。当時私は東京に住んでまして、車はなし。移動は専ら電車でした。下手ながら、旅の恥は掻き捨て(当時は単身赴任中でした)とばかり、色々なSessionに顔を出してみようという決心をしました。しかしその時ネックになるのは、そう、ギターのサイズです。満員電車の時間帯には乗らないにしても、東京での移動って、結構長い距離を歩くのは皆様ご存知のところ。ハードケースに入れたSUPER400を持ち歩く気力はありません。何かいい手はないかと思っていたところ、ネットで見つけ

          フルアコースティックギター5

          フルアコースティックギター4

          しつこくいきます。前回、次回はRozeoのギターの話をするつもりでしたが、ちょっと地味過ぎるので、今日はGibson Super400の話をします。実物はこんな感じ。 ちょっと画像が暗いかな?Gibson最大のフルアコです。ボディサイズ18インチ、もう作ってませんが、世界で見てもレギュラーで生産されたモデルとしては最大のギターではないでしょうか。super400の名前の由来は1930年代の発売時の定価400usdに由来するそう。今のレートでは5~6万円ですが、毎年数%ずつ物

          フルアコースティックギター4

          フルアコースティックギター3

          こんにちは。本題で3回目の記事になりますが、前の2回は全く反応が無いのでこのままなら撤退も考えようと思っている堪え性のない私です。さて、前回はフルアコには単板、合板の2種類が存在すると書きました。そして製造コストは圧倒的に単板が高いと。残念ながらGibson社がフルアコの生産をやめてしまい(未来永劫かはわかりません)、比較はできないのですが、以前は175とL5では、新品定価が倍くらいの違いがあったのうな記憶があります。しかしここからが楽器の面白さなのですが、価格に比例していい

          フルアコースティックギター3

          フルアコースティックギター2

          こんなマニアックな話、注目してくれる人いるのかな?という疑問を持ちつつ、続きます。フルアコースティックギターは、大きく2種類に分かれます(と、私は思ってます)。このギターは表板と裏板を側板という板で周りを囲んでボディを作るのですが、その板が、単板であるか、合板であるかという2種類です。単板というのはいわゆる無垢の板です。ただし、フルアコは表、裏とも平板ではなく、局面(アーチ)を形成しているため、これを無垢の板で作るとなると、ギター本体の半分をカバーする厚い木材を半分の厚さに切

          フルアコースティックギター2