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春の防災訓練に参加して安心準備。

こんにちは。元看護師よっしーです。

今週末からゴールデンウイークが始まりますね!4月30日から5月2日まで休みを取れる人は、大型連休を楽しむことができます!しかし、浮かれてばかりではいられません。最近では、自然災害が増えています。病院では、安全かつスムーズな医療サービスを提供するために、防災訓練が欠かせません。今日は、病院で行われた防災訓練についてお話します。

目的
災害発生時における患者の安全確保及び重症患者の搬送、患者等の避難誘導等の確認を行い、適切な災害対策の実践と防災対策の実践並びに防災意識の高揚を図り、あらゆる災害を考慮し、各自が臨機応変に対応できるようにするため。また、消火栓・防火扉・排煙窓の設置場所、設置目的、使用方法を動かしながら実際に触ることで消火設備、防災設備を身近に感じてもらうことです。


避難訓練の6つの手順】

  1. 手順1. 火災を覚知する

  2. 手順2. 現場確認する

  3. 手順3. 初期消火する

  4. 手順4. 避難誘導する

  5. 手順5. 消防隊へ情報提供する

  6. 手順6. 訓練の内容を振り返る



患者様の誘導
 軽症の患者様か ら安全な場所へ避難させる. 避難時は安全を考慮して,適宜応援要員を 求める. 避難誘導の方法は患者様の状態に応じ て決定し、必要ならば医療行為を行う。基本的には「独歩→護送→担架搬送(担送)」 の順で避難する



※避難場所での待機時間を最小限に抑える為、適度な移動計画を立てる事が重要です。


注意点
訓練の目的と手順を全職員に明確に伝える。
訓練期間を計画し、適度な設備と資源を準備する。
職員の役割と責任範囲を明確に定める。
避難経路や避難場所を示すマップを作成し、熟知させる。
チームリーダーを指名し、リーダーシップを発揮させる。
医療機器や、病院のバックアップを確保する。
訓練後の振り返りと、フィードバックを行い、改善点を把握する。


消防訓練の実施は、管理権原者の義務(消防法第8条第1項)や、防火管理者 の責務(消防法施行令第3条の2)の中で消防計画を作成し、定期的に各訓練を 実施しなければなりません。昼間想定と夜間想定の年2回です。

昼間想定と夜間想定の大きな違いは病院スタッフの人数です。夜間の少ない人数でどうすれば患者さんの生命、安全を守れるのかが医療従事者の大きな課題ですね。


ところで、病院でのこのような訓練の実施日は、病棟スタッフの勤務表を考慮しながら、安全で円滑な運営が可能な勤務表を作成しなければなりません。そこで、スケジューリングや勤務時間の調整を効率化することができる「ナースセル(勤務表管理システム)。このソフトは、エクセルを使用してシフト作成をサポートするソフトウェアですので、エクセルの操作に慣れている方なら、簡単に操作することができる優れものソフトです。ご興味がございましたら↓覗いてみて下さい。


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