百賢(BaiXian)奨学金_Interview
どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
この記事では、自分が2023年9月より1年間援助していただいている百賢(BaiXian)のAsian Future Leaders Scholarship Program(以下、AFLSP)について紹介していきます。その中でも、Interview(面接審査)がどのような流れで進んでいったのかについて解説します。
面接試験に関してもすべて英語で実施されます。また、書類審査及び面接審査の倍率などは公表されておらず、自分も全くわかりません。ただ、書類審査が大学側と百賢側で二段階で行われていることから、そこそこはじかれている可能性が高いです。そのため、面接審査の倍率は高くても2倍程度ではないでしょうか?
この記事の対象者は
・百賢(Bai Xian)に興味のある人
・AFLSPに興味のある人
・アジアを中心に人生を過ごそうと考えている学生
を対象としています。
この一連の記事の概略に関しては下記の記事をご覧ください。
面接対策
自分は英語での面接が人生で初めてだったため、しっかりと準備しました。具体的には英語面接でよく聞かれる質問とApplication Formに関連する質問に関して予想質問とその返答を準備しました。
予想質問とその回答が完成した後はそれぞれスクリプトを見ずに流暢に返答できるように練習しました。それぞれの質問に5回以上は練習した記憶があります。面接準備には8時間弱費やしました。
基本的な質問
まずは以下のサイトを参考に予想質問を立てました。
そこから、以下の質問に関しての答えを用意しておきました。
全部基本的な質問ばかりで、1度でも面接を実施したことがある人ならば、即答できるような質問だと思います。ただ、英語面接が初めてということもあり、丁寧に準備を進めました。
Application Formに関する質問
また、上記のような基本的な質問だけでなく、個人を深掘るための質問も当然のことながらなされます。そして、それらの質問はApplication Formを基にされるはずです。そのため、自らが書いた内容を基に予想質問とその返答を準備するという作業も欠かせません。
百賢のApplication Formでは以下のような質問に対して回答しなければなりません。その回答に対して予想質問をさらに考えて準備しておくと、面接での受け答えがスムーズになります。
例えば、自分は以下のような質問を予想してました。
・Reason for applicationより「なぜアジア中心の機関が望ましいのですか?」
・Asian issuesより「なぜそのトピックを選んだのですか?」「最近の研究動向を教えてください」「なぜ人口学を専門に選んだのですか?」
・Good leaderより「あなたの失敗を教えてください」
・Future planより「あなたのキャリアゴールを教えてください」
自分で思いつかない場合は、だれか他の人にApplication Formを見てもらって、気になるところをフィードバックしてもらうのも良いかと思います。
面接の流れ
いよいよ、自分が経験した面接の雰囲気や聞かれた質問事項について紹介させていただきます。
インタビューはZoomを通して行われます。面接官と百賢の運営の方の2人と自分で合計3人でインタビューが進行していきます。
なお、面接官は日本人の方で、かなり上の代の百賢の奨学生でした。この日のために自分は香港英語(百賢は香港の財団のため)をいっぱい聞いて耳を慣らしていたのですがあまり意味がなかったです(笑)
後で、聞いた話ですが、自分たちの代より百賢の奨学生が数人の面接をするようになったとのことです。
なお聞かれた質問はざっくり以下のようにものになります。
基本的には人生の分帰路における意思決定の背後にある考え方を確認するための質問が半分で、残りの半分が雑談チックに能力を確認する質問だなといった印象です。
前者に関しては、自分の考え方が百賢の理念に合致するという自信があったので、思ったことをそのまま話しました。後者に関しても、別に嘘つく必要がないので同じく思ったことを話しました。
基本的にはほぼすべての質問に対してスムーズかつ的を得た回答ができたと思いますが、「現在の世界情勢について話してください」という質問だけはしどろもどろになりながら返信しました。また、特に追加で質問されることもなかったです。
そして、最後に逆質問を行って、面接は終了しました。
終わりに
面接を終えた感想としては、自分の英語力や鑑みたところ120%以上の実力が発揮できたと感じました。自分が英語面接で出せるパフォーマンスのほぼほぼ理論値だったという印象です。
これもしっかりと予想質問を考えて、それに対する回答を何度も練習した成果だと思っています。逆に「これで落ちたのであれば、仕方ないな」と思えるほどでした。なので、やはり準備は大切だなと改めて感じました。
後日談にはなりますが、面接官の方に面接のときにどこを見ていたのか聞いたのですが、「英語力とかよりも、アジアや百賢のためにアクティブに動いてくれそうな学生を採用した」と言っていました。面接官の方はたくさんいるのであくまで一例ですが参考になるかと思います。
それでは、この記事は以上となります。
また、百賢(BaiXian)のAsian Future Leaders Scholarship Programに関する一連の記事もこの記事で最後となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。本プログラムは年間25,000ドル(約375万円)という金額もさることながら、奨学生にむけて特別講座や研修旅行、サマープログラム、メンター制度といった様々なプログラムを用意してくれています。また、毎年100人以上いる選りすぐりの奨学生達とのネットワークを作れることもできます。
全て英語で行われるため、一定のハードルはありますが、それ以上に得るものが大きいプログラムだと確信しております。この記事の読者の皆さんがAsian Future Leaders Scholarship Programに合格することを心よりお祈りしています。
これまでの記事は下記のリンクからご確認ください。
以下の記事では、「書類選考概要」について書いています。
以下の記事では「Application Formの書き方」について、詳細に説明しているのでもしよければご覧ください!!
以下の記事では百賢のプログラムの一環として参加した長春でのStudy Tripについて書いています。
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