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【デスクワーク】世界一長く座っているあなたへ【肩コリ・腰痛】

我々は世界No. 1らしい…。

1日の「座る時間」が。

日本の1日平均座位時間は世界最長(7h)
デスクワーカーのあなたは“世界一”だ。

「1時間座り続けると余命が22分縮まる」「1日11時間以上座る人の総死亡リスクは4時間未満の人と比べて40%高くなる」(2012-シドニー大学)

座りすぎが肥満や糖尿病、高血圧、がんなどの病気を誘発し世界で年間 200万人の死因になっている (2011-WHO)

早稲田大学スポーツ科学学術院岡浩一朗教授「がんの場合、座っている時間が長いほどがんの罹患リスクが高くなる。顕著なのは大腸がんと乳がんで、座りすぎによって大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが上がる

研究者たちは「座ることがあなたを殺すSitting is killing Youと指摘している。デスクワークは文字通り「命懸け」だ。ただどうやら「長時間座る」というより「連続で座る」ことがマズいようで30分ごとに1回立つだけでもずいぶんマシなのだとか。

・もっとも死亡リスクが高かったのは、1日に計12.5時間以上座って過ごし、1度に30分以上座ることを繰り返していたグループ。
・もっとも死亡リスクが低かったのは、1回の座業時間30分未満のグループ。
・高リスク群は低リスク群の2倍の死亡率。

米コロンビア大学医学部のキース ディアス氏らの研究 Long Sitting Periods May Be Just as Harmful as Daily Total(コロンビア大学医療センター 2017年9月11日)より

職場でも飲み物をとりに行く、トイレに行く、顔を洗う、書類をとりに行く(フリでもして)、30分に1回でも1時間に1回でも立ち歩く習慣をつくると、肥満や糖尿病、高血圧、がんになる可能性が減るかもしれない…。ほんとうに効果があるのは、往々にして地味でどうでもよさそうなことの積み重ねである。

また在宅ワークなどで環境設定できるのであれば、勧めたいのは「スタンディングデスク(+チェア)」だ。

こういうの。カラダのしくみ的に猫背になれなくなる

特にカラダのケアや治療に通っているひと!結局すわっていると、どれだけ気をつけても背中は丸まる。あなたが思っている以上に、背中が丸まることはヤバイのである。せっかくのケアの効果が相殺されてしまう。わるいことはいわないから、マッサージや整体に通う前に、とりあえず立とう。なにが楽しくて目的と相反する行為を毎日コツコツ続けているのか。カラダを壊したいのかい?ケアしたいのかい?どっちなんだい?

「基本は立ち、たまに座る」はじめは疲れるかもしれないが、2週もすれば慣れる。そしてきっと腰痛も含めいろいろ良くなる。

僕自身、ふだん腰痛は感じない。それはたまにしか座らないことも大きいと思う。施術は基本立っているし、文を書いたりお客さん用の動画をつくったりするのも立つか寝てやる。けど6時間くらい通してゲームすると、違和感が出てくる。座るか立つかの腰痛への影響は大きい。

あとこれは余談だが○ギボー人をダメにするなんちゃらもヤバい。このまえ実家にあったので座ってみたが、どう頑張ろうと座れば猫背になる。人というか腰がブチ壊れるダメになる母は「腰が痛くて」と言うがあたりまえだ。いいから早くそれを捨てよう。そもそも座面が後ろへ傾くイスは基本あぶない。

座る習慣によりすべて水泡に帰するだいなし

わたしたちは肝に銘じる必要がある。このままではつまらん死に方をする!と。大袈裟ではない。なにせ世界一「座る」のだから。


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