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パーソナルトレーナーになったキッカケ

沖縄でパーソナルトレーナーとして活動している
seiyaと申します。

私がトレーナーを目指したのは、
おばあちゃんがキッカケでした。

「おばあちゃんの話」


庭でガーデニングすることが趣味だったおばあちゃんがある日を境にガーデニングをやめた。加齢による腰痛や膝痛などが原因だった。

当時、おばあちゃんと仲が良かった私は、ガーデニングのお手伝いをしてみたり、不調が良くなるようトレーニングを調べて教えてみたが、結局おばあちゃんがガーデニングをすることはなく、88歳で亡くなった。今もまだ庭に花は咲いていない。

その経験がきっかけで運動指導の道を目指した。
大学では健康寿命をテーマに論文を書き、老人ホームへ訪問などもした。

「お母さんの話」


私が東京にいる数年間は、おばあちゃんの代わりに母がガーデニングを始めた。
けれど、それが原因でやはり腰やひざを痛めている。デジャブ、と思った。

だが、その時の私は東京でパーソナルトレーナーとして基礎や根拠を身につけたからこそ、母の不調は的確にアドバイスができた。医者ではないので絶対治るとは言えない。
今の私なら頼って欲しい。
そう思えるくらい勉強をしている。

「今のはなし」


過去の経験から、ダイエットでも健康目的で通ってる人でも、その人を絶対に変えたいという強い意志がある。

痩せたい、きれいになりたいの思いに対して、どれだけ自分事のように熱量をもってやれるか。親身になる、寄り添うだけじゃ薄っぺらい。お客さん任せのトレーナーはいらない。

トレーニングは1週間の中のたった1時間。そのために往復3時間かけてくる人もいれば、県外からわざわざ足を運んでくれる方もいる。
担当している方の中には仕事と子育ての合間を縫って来てくれる方もいる。
その方たちの1時間をどれだけの熱量をもってやれるか。

トレーナーあるあるだけど、お客様に合わせてやっていくうちにいつのまにか目標を下げたり、目標が変わっていることはないか?

この仕事は体に対してネガティブな考え方もっている方へを体を変わり、ポジティブにする仕事だから、本当のことを言うと私もメンタルがやられるときがある。

だけど、それくらいの覚悟をもってきてる人たちを目の前に、自分の担当トレーナーが前後の人と同じトレーニングメニューをしてるのをみたらどう思う?「今日は何しますか?」なんて聞いてきたらどう思う?私からすると一人ひとり体つきも違えば癖も違うのに、トレーニングメニューが同じってことはまずありえない。
それはサボりでしかない。

私はこれまでの経験を通して、「人の体を変えるこの仕事は誰でもできる仕事じゃない。誰でもできると思われているこの業界を変えたい。」と本気で思っています。

「技術×人間力=トレーナー」属人的なビジネスだからこそこういう人材をたくさん増えればいいなと思うし、トレーナーはダイエットの領域を超えてもっともっと色んな分野で活動ができると思っています。

今後はその思いに向けて活動の幅を広げていくつもりです。まずは少人数でもいい。
知識だけじゃなくトレーナーとしての考え方も伝えていきたい。そんな活動をやっていきます。


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