轟音

時々猫になりたいフェミニスト 雇われの身として働き、あるイエを運営しながら、それらと関…

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時々猫になりたいフェミニスト 雇われの身として働き、あるイエを運営しながら、それらと関わりのないファンダムの中で細々と何かを作り続ける

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透明な私たちのバカンス

 宇多田ヒカルと椎名林檎のデュエットソングの印象的な冒頭だ。かつて同時代の圧倒的なカリスマとして一世を風靡したかれらが30代の親(母親と書いていましたが、宇多田ヒ…

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2か月前
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私が野鳥を探す理由

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轟音
3週間前
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透明な私たちのバカンス

透明な私たちのバカンス

 宇多田ヒカルと椎名林檎のデュエットソングの印象的な冒頭だ。かつて同時代の圧倒的なカリスマとして一世を風靡したかれらが30代の親(母親と書いていましたが、宇多田ヒカルさんがノンバイナリーであることを公表されていることに鑑み、親に変えます。ご指摘ありがとうございます。)となり、再び出会って送り出した共作は、家庭を持つものの一時の息抜きにも、友情の形を借りた婚外恋愛にも読める。初めて聞いたときから私に

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私が野鳥を探す理由

私が野鳥を探す理由

 バスケにハマる前、私が自由時間を割く趣味の一つが野鳥観察だった。日本野鳥の会が各地で定期的に開催している探鳥会(大きな川や公園などの野鳥観察スポットに集まり、皆で鳥を探して有識者が解説してくれるという胸アツイベント)にも何度かお試し会員として参加したけれど、結局正会員にはならずに趣味の軸足をバスケに移してしまった。今はたまにひとりで散歩がてら鳥を探す程度で、私のバードウォッチングは趣味未満のまま

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