おじょう

モノを書く仕事をしています。 書きたいことを自由に書きます。 マイブームはミニシアタ…

おじょう

モノを書く仕事をしています。 書きたいことを自由に書きます。 マイブームはミニシアターでの映画鑑賞。 サウナとお酒とコントと寺社仏閣巡りがすきです。

最近の記事

久しぶりに瞑想する機会があったのだけれど、ふと「自分のために書きたい」と思った。この気持ちを忘れたくない。

    • 愛すべき日常

      やっと、本当にやっと日常と呼べる日々が戻ってきた。 新卒で割とブラックな環境で働き、転職したかと思えばすぐにコロナ禍に突入した私にとっては、4年ぶりの春だ。 久しぶりにnoteを開くと、1年以上更新してなかったようで、「そんなに最近楽しかったんだな」と思わず笑ってしまった。 ここ最近は、焼酎をボトルキープしてみたり東京に行ったり、サウナ遠征したり、おいしいテキーラに出会ったり、過去一回数の多い花見を楽しんだり 書ききれないほど素敵な思い出がある一方で、仕事に悩んだり責任

      • 【読書感想】一人飲みで生きていく

        一人飲みを始める人のためのバイブル。 20歳から25歳まで一人飲みで生きてきた私にとっては、「これでいいんだよ」って自分を肯定してくれるかのような本だった。 「うんうんうんうんそうだよねわかるわかるそこポイントだよね」って何度も何度も頷きながら読み進め、あっという間に読み終わってしまう。そして、また飲み屋に足を運びたくなる。 私が一人飲みを始めた理由は、安全に好きなだけ気を遣わずに飲める相手がいなかったから。若い女性で日本酒ワインウイスキーを好む人は少なく、かつお金のな

        • 【映画感想】きっと、また会える

          諦めなければきっとうまくいくほど、人生は甘くない。どんなに努力しても達成できない目標だってある。だけど、もうこれ以上ないってくらいがんばれば、周りを巻き込むことも、敵とお互いを認め合える仲になることも、ライバルが沢山いる異性と恋仲になることもできる。何より自分に自信を持つことができるし、自分で自分のことを負け犬だと思わなくなる。負け犬ってのは、自分自身を諦めている人のことだ。 そんな大切なことを思い出させてくれて、明日からは今日よりも頑張ろうと思えるインド映画「きっと、また

        久しぶりに瞑想する機会があったのだけれど、ふと「自分のために書きたい」と思った。この気持ちを忘れたくない。

          最近。

          映画や本の感想ばかりだったので、たまには私生活のことを。いつか見直したときに笑って振り返ることができますように。 ・このご時世なかなかサウナに行きづらい ・服用中の薬の兼ね合いで大好きなお酒が飲めない ・薬の副作用ですごく眠くなる ・体が痛くなって半年、まだ痛いし原因もわからない ・なんでこの年頃の女性は恋愛や結婚の話ばかりするんだろう ・今に不満はないのに将来どうしようとか考える、先の見えない毎日 ・記者になってからプライベートで自由に文章を書くのがこわくなった まあで

          【読書感想】モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

          「本棚は宝箱」 最近、家具屋で本棚を買った私にとって、とても印象的な言葉だった。 イタリアの田舎、モンテレッジォで生き、町に繰り出して本を売り歩いた人々の物語。時代と共に人々の本に対する関心は変わっていく。売れる本も変わっていく。 聖書を章ごとに切り分けたもの。哲学書。情勢に関する本。恋愛小説。学術書。時代や読む人によって興味のある本は違うけれど、それを見極めてひとりひとりにあった本を紹介する、そして信頼関係を築いていく。 そうやって商売をしてきた人々がいたことを、この本

          【読書感想】モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

          【映画感想】きっと、うまくいく もっと早く観れば良かったとこれほどまでに後悔したことはないと思うほどの作品。 地位とか名誉とかお金とかより、今自分の中にあるいちばん熱い情熱と目の前にいる大切な人たちを大事にすれば、大半のことはきっと、うまくいく。 all is well

          【映画感想】きっと、うまくいく もっと早く観れば良かったとこれほどまでに後悔したことはないと思うほどの作品。 地位とか名誉とかお金とかより、今自分の中にあるいちばん熱い情熱と目の前にいる大切な人たちを大事にすれば、大半のことはきっと、うまくいく。 all is well

          素材の味を噛み締めて

          先週末、道の駅で高菜を買った。 高菜の油炒めは大好物で、よく食べるけれど、生の高菜を見たのは生まれて初めてだった。 ひとり暮らしを始めて半年。 生活にも余裕が出てきて、やっと自炊で回るようになってきた今日このごろ。 いろんな野菜を料理してみたいと思えるようになったことに、成長を感じつつ、購入。 調べてみると、塩漬けにしたり炒めたりすると美味しいそうで。 家に帰るなり、高菜と鰹節、ほんのちょっとの醤油、酒、デーツシロップをごま油で炒める。市販の高菜との香りの違いに、とても

          素材の味を噛み締めて

          【旅日記】大学時代に戻る関西旅

          久々に学生時代を過ごした関西に行ってきました。 たったの4日間ですが、物凄く濃くてとにかく忙しくて幸せな日々でした。 私は学生時代を主に大学と学生団体とバイトのコミュニティで過ごしたのですが、今回は大学の友人たちに会いに。 2年ぶり、3年ぶりに会った友人たちは何も変わってなくて。社会に揉まれながらもなんとか踏ん張っていて。会ってすぐに時があの頃に戻ったように楽しい時を過ごしました。 住む場所が離れていてもなかなか会えなくても関係性は変わらないことに本当に感謝です。 そ

          【旅日記】大学時代に戻る関西旅

          【映画感想】アナザーラウンド

          アルコールの血中濃度を0.05%にすると人生はうまくいくらしい、そんな仮説を自ら証明、研究しようとする4人の中年男性のストーリー。アナザーラウンド。 お酒の人間にもたらす良さと怖さをどちらも教えてくれる映画でした。 私はお酒が大好きで、20歳になった時からワインや日本酒、ウイスキー、ビール、焼酎、ジンなどいろんなアルコールを嗜んできました。 だこらこそ、すごく共感する作品でした。 大学時代、哲学のレポートをお酒を飲みながら書いたらすごく成績が良かったこと、辛いことをお酒

          【映画感想】アナザーラウンド

          酒場の帰り道ふと思う。 私はいつまでこんな飲み方を続けるのかと。 年齢的に、そろそろやめないといけないのかと。 Barに行きマスターや常連客、その場にいるお客さんと仲良くなってイエガーで乾杯する。 そんなことない。 責任ある行動でなおかつ楽しいならそれでいい。

          酒場の帰り道ふと思う。 私はいつまでこんな飲み方を続けるのかと。 年齢的に、そろそろやめないといけないのかと。 Barに行きマスターや常連客、その場にいるお客さんと仲良くなってイエガーで乾杯する。 そんなことない。 責任ある行動でなおかつ楽しいならそれでいい。

          グルメバーガー

          午前中、仕事で理不尽なことがあった。 いや、社会で生きてるとそんなのは当たり前なんだけど。 だけどなんかもやもやした。自由な仕事なので早めのお昼を。今日は焼肉でも食べて心を落ち着けようと店を探すと、時間が早すぎてまだ準備中。 ガツンとしたものを食べたい。店を探しているとグルメバーガーの看板が。 グルメバーガー。ずっとずっと気になっていた食べ物。 私はハンバーガーが大好きで毎週のようにマクドナルドやモスバーガーに通っているのだが、それとはまた違う、こだわり、おいしさがある

          グルメバーガー

          【映画感想】ONODA 一万夜を超えて

          「彼は一体何のために異国の地に留まっていたのか」という疑問を忠誠心、戦争が如何に人を狂わせるか、太平洋戦争時、日本がどれほど若者達に対して洗脳教育を行なってきたか、情とは何か、、、 多くのテーマと共に考えさせられる映画でした。 きっとこれは、これまで行われた全ての戦争においてどこかの国であっていたことで。きっと今もどこかで同じ状況に置かれている人がいて。 私たちは今情報が溢れていることに苦しめられているけれど、閉ざされた環境で情報がここまでないことは、人をこんなにも偏った

          【映画感想】ONODA 一万夜を超えて

          【映画感想】ミッドナイトスワン

          日本アカデミー賞を観てからずっとずっと観たいと思っていたミッドナイトスワン。キノシネマで記念上映があるいうことで観てきました。 本当に本当に劇場で観れてよかった。風景とかではなくて映画そのものの空気を、劇場だからこそ感じれた気がしました。 先程観てきたばかりで上手くまとめられる気はしないですがいまこの感情を忘れたくないのでここに書き留めます。 エンドロールで最初に思ったことは「そばにいてほしい、抱きしめてほしい相手が変わった」ということ。一果目線の感想ではありますが、そ

          【映画感想】ミッドナイトスワン

          【読書感想】「命売ります」

          ずっと気になっていた名作。その強烈なタイトルから、手にする勇気を持てずにいた。 本屋さんで「そろそろ読もうかな」と思ったのがきっかけ。 いざ読み始めると時間があっという間だった。 あらすじはだいたいこんなかんじ。 主人公が自殺に失敗して命売りますの広告を出すことから始まるこの作品。自殺のきっかけも、なんとなくと変わらないくらいのふわっとしたものだったが、きっと彼にとっては充分な理由で。 それから買い手が現れて彼はどんどんダークなところへ巻き込まれていくというストーリー。

          【読書感想】「命売ります」

          ロックンロール

          私事ですが、最近、原因不明の痛みに襲われています。 病院に行っても原因が分からず、いろんな科を転々としている状態です。 原因が分からない間も腕や足が痛くなり、料理やお箸でご飯を食べるのでさえ痛くなってしまう。何もしていなくても痛い。 仕事柄、取材に行くのに使う車の運転さえ、ハンドルを握るのが怖い。パソコン作業も、手が痛くなってしまうと思うとおっくうになる。 大好きなお酒もサウナも、もしかしたらもっと痛くなるかもと思うと怖くて楽しめない。 まだ20代、病気によっては若い方が症

          ロックンロール