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世界北欧部 Vol.4 ~北欧のおいしい飲み物サフト作り~


1 スウェーデンの飲み物サフトを作ってみよう☺️

スウェーデンにはサフトという果物を濃縮ジュースにした甘い飲み物があります。
これはそのまま飲むのではなく、4倍くらいに濃縮していただきます。
今回スウェーデンでslånbär(日本語ではスピノサスモモ)というベリーを摘んでサフトにしました。
出来上がったサフトは甘酸っぱく美味しかったです。(日本の果物でもできそうです!もしかしたら金柑とかでもできるかも^^).

作り方(参考サイト/ https://receptfavoriter.se/recept/slanbarssaft

熟したベリー類/ 大体2リットル
水/ 1.5~2リットル
砂糖/ 4.5dl 

綺麗なルビー色になりました!

作り方
1 摘んだベリーをきれいに洗います。それを一晩冷凍します。
2 一日目、ベリーを大きなボウル(耐熱性)に移します。沸騰させたお湯をベリーの上に注ぎます。(ベリーを覆うように注ぎます)
冷ましてから、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせます。
3 二日目、ベリーを濾して、実と生のジュースに分けます。その生のジュースを煮詰めます。それをまた先程分けた実の上に注いで冷まします。蓋をして一晩冷蔵します。
4 翌日、3の行程を繰り返します。
5 ベリーから生のジュースをしっかり濾します。ジュースの総量を測ります。
6 鍋にジュースを移して温めながら砂糖を加えます。(目安はジュース1リットルに対して砂糖4.5dl)
7 砂糖が溶けたら、煮沸消毒したボトルに注ぎます。蓋をします。(冷暗所保存)
飲むときは、2~6倍に薄めて下さい。
(炭酸水割っても美味しいです!)

作っている様子のリンクです☺️


スーパーにもこんな感じで色々なサフトが並んでいます。
全部試してみたい !
重いけれど、お土産にも良いかもしれません^^

2 スウェーデンの不思議なチョコレートケーキ、Kladdkaka(クラッドカーカ)

クラッドカーカはスウェーデンの独特なチョコレートケーキです。
街のカフェでよく見かけるだけでなく、家庭でもよく作られます。
外側はパリパリだけれど、中身は柔らかい食感です。(半生のような感じ)

最初食べた時は、え、ふわふわじゃない、ベタベタのチョコレートケーキ? おいしいのかな? と思って食べたのですが、これがふわふわのホイップクリームやアイスクリームと一緒に食べると、とてもおいしいのです☺️
ラズベリー等、季節のベリー類が添えられることも!

この食感になったのは、ケーキにベーキングパウダーのような膨らすための粉が入っていないからで、元は失敗作のケーキだったけれども、それが美味しかったために広まっていったと言われています。

どのカフェにも大体定番で置いてある(はず)なので、スウェーデンに来た際はぜひ食べてみてくださいね!

水彩で描いたクラッドカーカ


スーパーにも売っています^^

3 現地で出会ったスウェーデン語

Äktenskapstycke (エークテンスカープスティッケ)

例文
Dom har äktenskaps-tycke.
They have äktenskapstycke.
二人が似ているから、結婚にも良さそうなカップル(スウェーデン人の友だちの説明)のことを言うそうです。日本語だと結婚しそうなお似合いカップルという感じかな、と思います☺️

語学学習で面白いのは、このように教科書に載っていなくて現地の人から生活の中で教わる言葉を知ることが面白いと思います。
(日本語だと、「なんでやねん」とかかな?)

今回はここまで🌸 また北欧の手作り生活や、デザインやアート、文化等を発見してお伝えしていきますね!

Hej då! Vi ses! (またね!)

🇸🇪世界北欧部とは🇫🇮

北欧が大好きな二人ユニット。北欧の雑貨、デザイン、アート、文化、食べ物、工芸等を伝えるイラスト付きのコラムです^^
Zawaはフィンランドとスェーデン(デザインと工芸)に、Usakoはスウェーデン(美術とデザイン)に留学中。
現地から北欧の今をお伝えします!

🐰中の人、自己紹介、usako🐰

2022年にスウェーデンに留学、シグテューナのフォルケホイスコーレの後、ストックホルムのグラフィックの学校に留学予定。
三度の飯よりお菓子好き。北欧のお菓子のイラストを描いています🍰

Usako instagram: usako_jeanne_therese

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