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世界三大花粉症

"日本でも沢山の人を苦しめている花粉症ですが、実は世界中にその地域特有の症状があります。

スギ花粉症

例えば日本人にとって最もポピュラーなのは、スギ花粉症(日本)です。

もうこの名前を聞いただけで、目や鼻がムズムズとする人もいるかもしれません。

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こちらは主に春先にピークを迎え、大体2月から4月頃に多く飛散します。スギの木は日本原産で生活のあらゆる部分に用いられていますが、その反面花粉症の原因にもなりやすいのがネックでしょう。

カモガヤ花粉症

次に挙げるのが、カモガヤ花粉症(ヨーロッパ)です。

こちらは5月から7月に飛散のピークがあり、その年の気候によっては9月くらいまで影響が続く場合があります。

ユーラシア原産で、ヨーロッパ大陸東部の方でよく見るのも特徴です。この季節に同地域へ旅行へ行く際には、念のため花粉症対策をしっかりとしておきましょう。

ブタクサ花粉症

3つ目は、ブタクサ花粉症(アメリカ)です。アメリカと聞くととても広いですが、こちらは北アメリカの地域でよく見られ、8月から10月に飛散のピークを迎えます。

暑い季節と花粉は日本にはあまり存在しない組み合わせのため、夏場にアメリカ旅行をして大変な目に遭ったという話も珍しくありません。

ヨーロッパと同じく、事前の準備を怠らないよう注意してください。
以上が世界三大花粉症ですが、具体的な症状については微妙な違いがあります。くしゃみや鼻水、目の痒みなどは共通するものの、スギ花粉症(日本)では発熱や頭痛を伴うのが特徴です。

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更にカモガヤ花粉症(ヨーロッパ)では、倦怠感や睡眠障害を併発する場合があります。ブタクサ花粉症(アメリカ)でも、じんましんやアナフィラキシーショックといった、独自の症状が出るのです。

つまり海外で花粉症の症状が出た際には、日本にいる頃とは全く別物の不調を抱えるかもしれません。知識があればすぐに対処も出来るでしょうが、大抵の人は予期しておらず慌てるものです。飛散シーズンと特有の症状、この2つだけは特に念入りに確認しておきましょう。"

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