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三島日記:今日もどこかでだれかがひとりで食べている

11月末〜12月にかけて参加した、アーツカウンシルしずおか主催「マイクロアートワーケーション」のまとめを。

全国からさまざまな分野のアーティストが静岡県内の各地に一週間程度滞在し、地域住民との交流を深めたりコミュニティの未来を考えたりするワーケーションプログラムでした。


滞在制作などの課題はないものの、毎日noteを書いて公開することが義務だった。私はたまたま高校時代を過ごした静岡県三島市にお世話になることになり、主に「ひとりで食べる人」を一日一人以上撮影・インタビューさせてもらったので、雑感の他にそのことをメインに記した。ずらっと並べてみる。


ワーケーション、楽しかった。

去年奄美大島でワーケーションがテーマのショートフィルムの撮影に参加した時に初めてワーケーションというものをまじまじと実感したのだけど、この時もやっぱり楽しかった。

良く出会い、良く別れていく。良く食べ、甘えず、簡潔に日々を過ごす。信じた道をいき、心は深く、身は軽く、生きる。

奄美の日々の最後にそんなことがぱぱぱ〜っと思いうかんだけど、今回もほぼ同じようなことを感じて(感じ方はちがうけど)帰ってきたのが面白い。

旅という見知らぬ土地での非日常が、料理することや洗濯物を干すこと、仕事をすることや買い出しに行くことなんかの日常的な行為で溢れているのが愛おしい。沢山の面白い、素敵な、優しい人たちに出会えたことも大きかった。「ひとりで食べる」シリーズは何らかの形にしたいと思う。改めて参加できてよかったです。ありがとうございました。




お読みいただきありがとうございました。 日記やエッセイの内容をまとめて書籍化する予定です。 サポートいただいた金額はそのための費用にさせていただきます。