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痛み止め

今日は痛み止めについて書いていこうと思います。

痛み止めと一概に言ってしまいますが、一般的に出される痛み止めはNSAIDsといって「非ステロイド性抗炎症薬」と言われるものです。よく目にするものとしては、ロキソニンやボルタレンなどです。痛む炎症を増強させるプロスタグランジンという物質の産生を促すクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害するものをNSAIDsといいます。その中でも種類があって、作用時間・副作用・どのくらいCOXを阻害するのかが異なるようです。
ちなみに、カロナールは、抗炎症作用はないけれども解熱・鎮痛作用はある薬であり、NSAIDsには分類されないようです。

私は整形外科を最初に受診した時、ロキソプロフェンを処方されました。飲んでいたのですが、あまり効果を感じられず、本当に痛いときに気休めで内服していましたが、あまり効果を感じることは出来ませんでした。その後、膠原病内科を受診し、もう1種類NSAIDsを試してみとこうという話になり、セレコックスの内服を開始しました。その変更によって痛みは大きく減りました。日常生活に大きな支障が出る頻度がかなり減りびっくりです。ただ、現在飲み始めて半年経ちましたが、胃がもたれるような感じがあったり、採血データで肝機能が少し悪くなっていたりします。セレコックスは副作用が少ないと言われていますが、飲み続けていると少しはあるようです。ただ、生活の質はセレコックスのおかげでかなり上がったので、これからも必要な薬だなと思っています。

<まとめ>
・痛み止めは種類があるため、効かなかったら別の種類の痛み止めを検討してみる。
・内服を継続し続けることは、合併症を引き起こすリスクがある。副作用と利益をわかって使用していくことが必要である。

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