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ハイブランドへの転職って実際どうなの?:販売員のキャリア形成4

ファッション業界にいる人ならよく耳にする『ハイブランドへの転職』。

アパレル販売職なんかだと、ハイブランドへの転職を考えている人は実は結構います。
僕の知り合いにも何名かいますが、国内の有名セレクトショップなどからハイブランドへの転職を果たした人たちは結構いるのです。

さて、気になっている人も多いこの話について、実際のところその後どうなっているのかについて少しばかり書いてみようかと。
もし転職を考えている人がいたら、参考になればと思います。

販売員のキャリア形成4:ハイブランドへの転職

販売業をやっていてハイブランドへの転職を考えている人、割と多いです。

その理由として最も大きいのは、やはり給与
一般的な国内のアパレルファッションブランドだと、販売職の給与は年間で300万円前後です。多いところで400万円に届くかどうかといったところで、店長クラスでも500万円に届いている人はごく僅かもいないくらい。

もちろん会社によっての違いは大きいところですが、(TOKYO BASEは割と高めだと言われますし、スーパースターセールス制度があるため売上によって大きく挙げられる可能性もあります)とはいえある程度の年月を頑張ったとしても実質400万円〜500万円台といったところでしょう。

こうした給与に関する実情があるため、転職を考える販売員は多いわけです。

中には販売職の給与の現実を理解し、30歳を超えるかどうかくらいで営業職を目指すという人も少なくありません。
実際は結構違う仕事なのですが、営業の場合は業界によってかなりもらえる金額が上がることもあって、営業力のあるタイプの人は営業になることも。
実績が出せるようであれば、年収1,000万円を超えられる場合もありますから特に男性で家庭を持っているような人は考える転職先といえます。

話を戻して、じゃあハイブランドの給与はどうか?

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