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「相手に対する敵意を生む背景」

自分が正しくて相手が間違っていると考えて、
自分の正しさを誇り、相手を見下げていく時に、
相手に対する敵意が私たちの心に芽生えます。
 
そして、自分はこんなに傷ついているというのに、
相手はまったく気づいていないと考えがちですが、
自分も相手を傷つけていることには気づけません。
 
人に対する敵意は、連鎖していきやすいものですし、
愛したいのに愛せなかったり、赦したいのに赦せない、
そのような心も持ち合わせているのが私たちでしょう。
 
相手が変わってくれることばかり期待していませんか。
自分も誰かから赦されていることを知っているでしょうか。
敵意を廃棄し、敵意が機能しないように見張ることです。
 
敵意の生じるところには、平和は訪れないでしょう。
相手を侮辱すれば、自分も相手から侮辱されるでしょう。
人は、愛し合い、補い合う者として造られているのです。
 
特別な人がいるのではなく、誰もが特別な存在なのです。
今の自分に自信がなくても、あなたは必要とされています。
敵意を捨てたあなたを、待っている人がきっといるのです。


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貴重なお時間を使って、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたが、健やかな心で楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています。