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【注目ニュース】サムスン電子 業界最大容量の高帯域幅メモリーを開発し上期量産を予定

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発表日:2024年4月30日

みなさんこんにちは。【注目ニュース】では、最近発表された半導体関連のニュースの中から、専門家が厳選してお届けします。通勤・通学時間、始業前などにぜひチェックしてみてください。

概要

サムスン電子は、人工知能(AI)用の超高性能DRAMである、12層から成る高帯域幅メモリー(HBM)HBM3E 12H」の量産を今年の第2四半期(4月から6月)に開始すると発表しました。

同社は、HBM3Eの販売が年末までにHBM全体の3分の2を占めると予測しています。2024年にはHBMの供給量が前年比で少なくとも3倍に、そして2025年には少なくとも倍になる見通しです。また、同社は8層から成る「HBM3E 8H」の初期の量産を既に開始しています。

サムスン電子の2024年1st Quaterの決算資料(引用元

解説

まず、高帯域幅メモリ(High Bandwidth Memory:HBM)は、プロセッサとメモリの間における単位時間あたりのデータ転送容量が多いDRAMのことです。

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