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たとえ”おばさん構文”と言われようが「。」をつけ続けるつもりだったのに…

ドラマ『不適切にもほどがある』が世代間格差がありながらもSNSで盛り上がっているということは、世の中少しは一方に偏りすぎない方向に向かっていく淡い期待ができるのかな?なんて考えてみたりしています。

ハラハラ・ブーム、かえって負担が増える働き方改革、過度なコンプライアンス…今は何ごともほどほどの選択肢はないんでしょうか?

そんな中、近頃LINEの文章の最後に「。」がつくことに対して、若者が恐怖心を抱いているという話題がよく取り上げられていますよね?「マルハラスメント」、通称”マルハラ”。なんじゃ、そりゃ!これも”ハラハラ”ですか。

「区切られてシャットアウトされている印象がある。会話が続けにくい。威圧感、怒りの感情が感じられてしまう」などなど…。なんでそんな風に感じるんでしょう?

LINEが”会話”の連続だとしても、それは既に”文”であるからには結びに「。」をつけるのは当然だと思ってしまうわけです。いくら”おばさん構文”と言われようが「。」をつけない、若者に寄り添う方向には絶対しないつもりでいました。

あのマツコ・デラックスも「そこまで若い子に合わせるのは無理だわ」と言ってたし(笑)。

でも、本当に「。」つけないんですよねー。若者たち!最近新たにLINE交換をすることになった若い教え子たちがいろいろいますが、見事に【「。」スルー】のLINEばかり…。最後は”絵文字”終わりがほとんど。ちなみに「、」は若者たちも使っています。

いやー、ここまでくると正直「。」をつけるのが怖くなりました(笑)。情けないことに、世の中の”同調圧力”というやつに完全に負けました。

「〇〇さんって”。”つける人なんだー!」
「これは上から目線なの?」
「〇〇さん、いつも怒っているのかな?」

そんな風に思われたらそれこそ面倒です。なので近頃若者たちとLINEするときには、一生懸命【「。」スルー】するようにしています(笑)。「!」ビックリマークの出番の多くなったこと、多くなったこと…。”絵文字“も意識的に最後につけちゃったりして…。何やってんだろう?私…。

自分で打ったLINEを見て、本当に落ち着かないです!自分で書いたのに、自分で書いたんじゃないみたいです。ああ、最後にはやっぱり「。」を打ちたい!!という気持ちにさせられてしまいます。

俵万智はさすがですよね。「優しさにひとつ気がつく Xでなく○で必ず終わる日本語」

日本語は「。」で終わるからいいんですよー。最後に「。」くらいつけさせてくださいよー。怒ってるわけでも、シャットアウトしているわけでもありませーん。

本当に生きづらい世の中になりました(笑)。


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