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「人生の引っ越し回数」が平均4回って、それって本当ですか?!

HomesのCMの川口春奈のセリフがどうにも気になっていました。「ねぇ、知ってる?人は人生で平均4回しか引っ越さないんだって…

本当に、こんなに少ないんですか?皆さんは何回ですか?

私の人生振り返ると、そんなもんじゃとてもとても足りません。

東京で産まれ→生後40日くらいで兵庫へ(1回目)→その後大分へ(2回目)→その後東京へ戻り(3回目)→その後北海道へ(4回目)→その後東京へ戻り(5回目)→結婚して新居へ(6回目)→近場の物件へ(7回目)→再び都内の物件へ(8回目)→近場の物件へ(9回目)→今の物件へ(10回目)

というわけで、これまでの人生ですでに10回引っ越ししています。結婚してからも何気に多いですよね(笑)。

父親の仕事の関係で子どもの頃はいわゆる"転勤族"だったので、こういうのが当たり前なのかと思っていました。

"単身赴任"という手もあったのかもしれませんが「家族はみんな一緒に暮らす!」がモットーの母は、有無を言わさず”家族まるごとお引っ越し"の一択しかなかったんでしょう。

もともと手先が器用な母の荷造りはもはやプロ級。そんな母の背中を見て育った私も、引っ越しの荷造りだけはお陰さまで相当上手くなりました(笑)。毎回面倒くさいには違いないんですが…。

人生で一番大きな引っ越しは、やっぱり「東京から北海道」への引っ越しでした。北海道が、子どもの私には"異国の地"のように遠い遠いイメージだったんでしょうね。

夜中に両親が引っ越し話をしているのをたまたま耳にしてしまった私は、翌朝「絶対に行きたくない!」と泣いて泣いて両親を困らせました。その光景は今でもはっきりと覚えています。

……でも”住めば都”といいますか、そんな不安はすぐ杞憂に終わりました。子どもだった私は新たな環境に順応するのも思いのほか早く、北海道ライフを伸び伸びと満喫していましたね。

北海道では初めて体験することばかりで、とにかく楽しかった記憶しかありません。

冬場は学校の校庭にスケートリンクを作るのを手伝ったり、スキー場での”スキー実習”の前には、学校近くの公園の雪の積もった滑り台から滑り降りたり…。ウィンタースポーツの腕前はみるみる上達していきました。

こうして、私にとって北海道は「第二のふるさと」になりました。

新しい土地に行くのは不安もありますが、今は昔と違ってオンラインでどこにいても簡単につながれるし、そういう意味ではかなりハードル下がっているような気がします。

コロナ禍を経て、仕事の内容によってはあえて地方に移住する人たちも実際増えているようですし…。

私の場合、北海道時代の友だちとは数年間は年賀状のやり取りをしていたけれど、途中から疎遠になってしまったことはとても残念なことでした。

"幼なじみ"という存在がいないのが、ちょっと寂しい感じですかね。

引っ越しした当初は、思い返せば慣れるまでに大変なこともあったとは思います。でもそれも今となっては、すべて”いい想い出”です。

春はお引っ越しの季節。今、荷造り真っ最中の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

新たに始まる生活へのワクワクとドキドキを胸に、引っ越し作業頑張ってください!なんせ人生で平均4回しかないらしいですから(笑)?!


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