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人生の分岐点となったB'zライブ。そこには【喜び】が詰まっていた。

2023/9/2(土)日産スタジアムで催されたB'zライブ【pleasure2023】は最高だった。

唐突に初参戦することとなったB'zの35thアニバーサリーツアー「pleasure」。まさか30余年生きてきた人生を見つめ直す転換点になるとは思いにもよらなかった。

日産スタジアムが熱狂の渦に

観客動員数は7万人。

一言で表すならば、とにかく「アツい」。
燃え上がるような感情としてのアツい、外気温が暑い、観客たちの熱量が熱い。
B'zが紡いできた歴史とともに歳を重ねた方々なのだろう。周りを見渡すと20〜70代の「兵たち」がいらっしゃり、長年愛されてきているのを実感する。
普段より友人から「君の周りにくると、体感温度が+3℃上昇する」と名高く、暑苦しいことを自負しているこの私が圧倒されていた。
余談ながら、稲葉浩志さんは父より一歳歳上だ。ライブ中に走り回ってもあの声量やパフォーマンスができることには脱帽する。

B'zが愛される理由

これだけ長く続いているアーティストならば、古参と呼ばれるファン層の方々が「俺は昔から参戦してるんだぜ」と言わんばかりにハバを利かせているものだと思っていたが、全くそんなことはない。曲中で全体と一体となる簡単な振り付けも、初めての人でも覚えることができて一体感が増す。それはまるでスタバの店員さんを「パートナー」と呼ぶように、タリーズの店員さんを「フェロー」と呼ぶように、千葉ロッテのファンのことを「TEAM26」と呼ぶように(※注釈)。
「メンバーたちと一緒の空間にいるんだよ」、という一体感を演出しているのだ。
(※ 注釈 野球のベンチ入りは25人。ファンを26番目の選手として、背番号26を欠番にしている。)

そしてなにより稲葉さん、Tak MatsumotoさんをはじめとするB'zメンバーが一番謙虚なのだ。
LIVE合間のMCでは「本当に感謝しています。ここまで支えてくれてありがとうございました。」と感謝の言葉が大半だった。なんて謙虚なんだろう。
日常生活の自分を見つめ直すと、自己表現の自由と傲慢さを履き違えているかのように感じて顔から火が出そうだった。むしろちょっと出ていた。

B'zから学ぶ、自分の考える「最高の生き方」とは

ここで人生について再考したい。
自分の考えていた「最高の生き方」ってなんだろう。子どもの頃考えていた「理想の大人」には近づけているのだろうか。
気付けば自分も30半ば。手前味噌ながら3人のかわいい子どもにも恵まれ、本業・副業をはじめ事業も好調といえる。

なにか忘れていないだろうか。

そうだ。人への感謝だ。

私の人生のターニングポイントには常に誰かが存在していた。
幼馴染である妻と再会し結婚するきっかけ、小学生時代の親の離婚、熊本地震、全てが嫌になって自暴自棄になっていた時代に手を差し伸べてくれて更生できたきっかけ、副業を始めるきっかけ、カフェをはじめるきっかけ、B'zのライブに行くきっかけをくれた友人…思いおこすとキリがない。

普段から感謝を口に出すようにしているつもりだが、行動が伴っていないことも見受けられる気がする。
そんな自分を変えていくためには言語化能力を向上させることが必須であると感じ、この「宣伝会議 編集・ライター養成講座」の門戸を叩いたことを思い出すことができた。

もし明日、人生の終焉が訪れたとしても。明日笑顔でいられるように。

ありがとう、私と出会ってくれたみなさん。
ありがとう、B'zのライブに誘ってくれたちぃさんヒロさん夫婦。
ありがとう、宣伝会議47期生のみなさん。

ありがとう稲葉さん、ありがとうB'z。

最後に、稲葉さんがLIVE中に発していた言葉をお伝えしたい。
「僕の中でヒーローとは、誰かに希望を与える人なんです。ということは皆さんは僕たちB'zのヒーローなんです。35年間、僕らに希望を与え続けてきてくれてありがとうございます。今日もとても眩しいです。」

いつまでも私のヒーローでいてください。

文責:重松雄太
Twitter(X):https://twitter.com/shige19900321
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