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デパートレストラン街でお得にグルメ 12 桃源酒家 西武所沢S.C.

プチ贅沢でデパ地下のお惣菜やお弁当を買った経験はみなさんもありますよね。地下から上層階へたまには場所を変えてみませんか?

フレンチやイタリアン、懐石料理、全国の有名人気店などレストラン街は魅力がいっぱい。価格的にリーズナブル、お店も綺麗、さすがデパート。

たまには贅沢な空間と美味しい料理を味わいましょう。

中華料理 桃源酒家 西武所沢S.C.

エントランス

1940年に武蔵野デパートとして池袋で開業した西武百貨店は、その後渋谷、ロフト設立、2009年に合併。「そごう・西武」として現在に至っています。

西武所沢店は1986年にオープン、駅西口の再開発事業の一環として誕生した「ワルツ所沢」の中核テナントとして出店され、郊外型店舗モデルとして注目されてきました。

ワルツ所沢

8階が夜10時迄営業しているレストラン街、洋食、寿司、中華、ハワイアンダイナーが並びます。

デパ地下だけではなく1階にもフードホール「とこうまキッチン」があり、ステーキ、さぬきうどん、カリー、所沢産大麦を使用した地ビールのお店が揃っています。

ハワイアンダイナーのハナオカフェでKONA BEERでもと思ったのですがオープンスペースなのでこちらは次回に持ち越し。落ち着いて食事ができそうな中華料理のお店「桃源酒家」に本日は決定です。

大きなウインドウには美味しそうな中国料理が並びます。「桃源」は俗世界を離れた別世界という意味、惹かれるネーミングです。

桃源郷で食事はもちろん、紹興酒も進み楽しく過ごせることでしょう。

桃源酒家 店内

店内はシンプルな肩ひじの張らない感じ、私たちは4人掛けのテーブルにご案内頂いたのでゆったりリラックスモードです。

まずは写真入りのメニューで目の保養をして、ジョッキの「生ビール」660円と「前菜三種盛り合わせ」1100円をオーダー。

喉を潤してくらげを一口、チャーシュー、蒸し鶏葱生姜ソースも入ったボリューム的にも、ちょうどいい盛り合わせ。

中国料理でいつも思うのは、この前菜。数ある前菜の中で中国料理の前菜がバランス的にも味のパンチ的にも一番の好みです。

ビールはあっという間になくなりました。

前菜三種盛り合わせ

次に、桃源さんお薦めの「桃源 点心盛り合わせ」2068円をいただきます。

エビ蒸し餃子、翡翠餃子、小籠包、エビ焼売、フカヒレ餃子のバリエーションです。餃子、焼売、小籠包がすべて頂けるお得なメニュー、これに春巻きが加われば点心コンプリートです。

当たり前ですが蒸したては美味しいですね。特にエビ焼売のボリューム(大きさも味わいも)に大満足。

桃源 点心盛り合わせ

お酒もすすみます。紹興酒は
・3種飲み比べ各45ccで、甕だし・10年天女・10年越王台は1560円
・20年紹興酒2種飲み比べ各45cc、20年越王台・20年特選花彫は1860円
値は張りますが魅力的なメニューが用意されています。

お料理の方は、奥様の好物「季節の色々野菜のクリーム煮」が運ばれてきました。私はニンニクの効いた青菜の塩炒めが好きなのですが、このクリーム煮も美味しそう。

季節の色々野菜のクリーム煮

このクリーム煮ですが、中国料理で牛乳を使った料理というイメージがなく、私は日本で生まれた中国料理と思っていました。中国でも食べることが出来るようですが、真実は定かではありません。

まぁ、美味しければいいので深く考える事でもないですね。

シンプルな白菜のクリーム煮が一般的だと思うのですが、こちらの色々野菜はブロッコリー他、きのこも入っており新しい発見です。見た目はクリームシチューのようですが、食べると中国料理の味がするところが面白い。

〆は「五目あんかけご飯」1298円にしますが、「コーンスープ」も頼みます。私も妻も、このどろっとした甘みのある中国料理のコーンスープが大好きで、定食についてくるスープではなく、たっぷり頂ける単品オーダーのコーンスープを1078円と少し贅沢ですが頼んじゃいました。

コーンスープ 途中経過

写真を撮るのも忘れて、スープが到着と同時に飲んでしまうのという失態を犯すほど欲していたんですよ、この無限スープ。

あんかけご飯ですが、具材もたっぷり入って、餡もとろみ強め。私好みの味濃い目の町中華の中華丼とはひと味違った満足いくお味でした。

ウズラの卵が一つしか入っていない問題は夫婦間でよく話し合い、解決できたので大問題には至らず無事食事は終了。

五目あんかけご飯

いよいよラストのデザートです。ゴマ揚げ団子、タピオカ入りココナッツミルク、マンゴープリン、桃まんじゅう、ライチシャーベット、アイスと悩ませてくれますが、本日は正攻法で「杏仁豆腐」を頼むことに。

杏仁豆腐

到着した杏仁豆腐はメニューの写真と違ってイチゴのジュレとフルーツまで付いている豪華版。ゼリータイプではなく、ぷるんぷるんのとろけるタイプでペロリと美味しく頂きました。

郊外のショッピングセンターで本格的な中国料理が遅くまで味わえるなんて、所沢周辺の方は幸せですね。電車に揺られてでもまた来てみたいと思わせてくれる所沢西武SCのレストラン街でした。

1階の地ビールも気になります。。

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