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【ITパスポート】30冊から9冊を数字で選んでみた

やる気のある専門学生さんは「お薦めの本ありますか?」と聞いてきます。

高校時代にIパス合格してるクラスメイトとの差を感じ、6・7月にある基本情報技術者修了試験(午前免除)への足掛かりとして、「Iパスを勉強しておきたい!」って考えるみたい。

やる気ない学生さんは「授業だけで何とか合格しよーかな」と、学校の教科書だけで済まそうとします。学校の先生として、ちょっと困ってます。

さて、私は独学で970点合格した時は「栢木先生」「キタミ式」ぐらいしかありませんでした。両方見比べて「栢木先生」を購入しました。

私は自分が買った「栢木先生」を学生さんに薦めてます。一方、女性の先生は「キタミ式」を「イラストが多いからお薦めだよー」と言ってます。

調べてみると、ITパスポートの本って30冊以上出てることに驚きました。選択肢が多くなって、びっくりです!

そこでこのNoteでは、30冊の評価・頁数・価格などの数値から、9冊を選んでみました。


p.s. 9冊購入しました。今後、さらに一冊一冊レビューするかもしれません。

p.s.2 9冊それぞれをレビューしました。最初の3冊、キタミ本・いちやさ本、栢木本がお薦めです。

>>9冊を一気にさっくりレビューしたNote<<

  1. イラスト最多!カジュアルに学べる「キタミ本」

  2. 章分けが小刻みでコツコツ読める「いちやさ本」

  3. コンパクトなのに網羅性がある「栢木本」

  4. たこ焼き屋ストーリーで学ぶ異色の「最速本」

  5. 本番で力を発揮できない方にお薦め「FOM本」

  6. 独学の偏りを修正できる「インプレス問題集」

  7. 出題順にこだわった「出るとこ本」

  8. 節末問題で読んですぐ実践「インプレス本」

  9. 上位資格まであるシリーズ「合格教本」


選んだ後に実際に買ってみた本(2023/10/30)

※このNoteには、amazonアソシエイトリンクを含むのでご容赦くださいね。読者さん側に損はありませんのでご安心ください。

※amazonの規約によって、各本の評価・口コミ・価格を表記することができません。Noteではあくまでグラフで表現し、最終的に絞り込んだ9冊を紹介するとさせてください。




評価 | 4.0以上が18冊


amazonや楽天の評価を集計しました。

評価は購入した方の満足度に直結しています。

評価を集計すると、評価4.0~4.5が8冊で多く、評価4.0以上で18冊。半分に絞れますね。


「評価4.4以上の6冊から選べば?」と思いもしますが、「評価者3名で評価5!」などあり得ますからね。評価人数を見てから絞りましょう。

また口コミを見るとき、2点気をつけてください。

  • 悪い評価にひっぱられすぎない

  • 良い評判にもひっぱられすぎない

まず悪い評判。書く人は「嫌な思いをした仕返し」ってのも多いです。また、中には商品の評判よりも、発送業者へのクレームを書いている方もいます。

次に良い評判。注意すべきは購入して数日の口コミ。第一印象に過ぎません。また、複数のテキストを比較した上での評価でもないですね。

目的は合格なので、合格できた口コミがあるかを確認すると良いです。相当感謝していますから。



評価者数 | 30名以上が14冊


評価数は購入者数に比例すると一旦考えてみます。

評価数30人以上は14冊でした。

なお、グラフからはみ出してますが、1冊だけ750名も評価している本がありました。あまりに差が大きすぎるで実際に内容を見てから決めたいと思います。



ページ数 | 400~500が妥当


本を買う上でページ数は内容の充実度の指標になります。

短すぎると網羅されてなかったり、例えや図解が少ないかもしれません。

とはいえ多すぎると、持ち歩きもできませんし、分厚さにげっそりしてモチベが保てなさそうです。過去問でページ稼ぎしている本もあり得ます。

450~500頁が一番多いので、400ページ以上あれば、充分網羅されてそうですね。

私は、400~500頁が良いかなと判断します。

「長い方が良い!」って方は500頁を超える本を選んでも良いですが、モチベが保てるか、中身にネットで見れる過去問が入りまくってないか確認した方が良いですね。

また、問題集系はサイズが大きく持ち歩いたり、電車やバスの中では開けそうもありません。



価格 | 1,500~2,000円が相場


最後は価格です。

ページ数が多くて充実してても高ければ嫌ですし、逆にページ数少ないのに価格高いとかコスパ悪く感じます。

そこで、価格を集計して相場を考えてみます。

ヒストグラムから1,500~1,750円が最も多いと分かります。広く取っても1,250~2,000円が妥当と判断します。


0~500円がありますが、最新の出版日が数年前のため、新品で値下がりしていたので無視します。



中古本を買う時の注意点


1,500~2,000円なら出せなくはないですが、試験料が7,500円だから、テキストだけでも安く!と思うかもしれませんね。

私は、初学者は最新版を新品購入が良いと考えています。

特にITパスポートは1~2年ごとにバージョンアップしており、新しい用語が出ますから。

一応、最新版の新品価格と中古価格をグラフにしました。古い本ほど、中古価格が低いことが分かります。また、一部の本は中古価格の方が高くなっているのもありますね。

新用語を過去問から学べる方、勉強に慣れた方、ITエンジニアの方は中古本でも大丈夫とは思います。

私は情報系学生ではなかったので、ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者までは、最新版を新品で買ってきました。

以降のセキュリティスペシャリストでは勉強に慣れたので、2~3年前の中古品で勉強しています。


さて、中古本を購入する時に注意点が2つあります。

  • 2年を超えて古いと、模擬試験サービスが終了している

  • ページが切り取られている場合がある


書籍の中には、「Webで模擬試験・解説あり!」のような付録をアピールしているものもあります。Webページで書籍に書かれたパスワードを入力するタイプ。

しかし、サポート期間が出版後2年の場合が多いです。私は中古本を購入して、Webページにアクセスしたらサポートが終わっていました。

CD/DVDで提供される場合も、必ず業者さんに確認しましょう。今回購入したITパスポートの本には付属してませんでした。。。


次に中古本(紙)の状態です。amazonで状態「良」でも「新品か?」と思うほどキレイでした。たぶん新品の在庫「新古本」なのかなと思います。

しかし中には、ほんとうに中古本があって、ページが切り取られていることがありました。amazonの状態は「良」でしたが、業者さんの中身は書き込みチェックを少しするぐらいですから、ページ抜けには気づかなかったようです。

当時受験前1ヶ月前だったので、返品再送をお願いする時間がなく、泣く泣くそのまま使いました。

切り取られたのは「各章のまとめ」の頁、軽くショックでしたね。とはいえ、なんとか合格できて良かったです。



まとめ | 選んだ9冊


ここまで見た通り、以下の判断基準として提案します。

  • amazon評価が、4.0以上

  • amazon評価数が、30名以上

  • ページ数が、400~500頁

  • 価格が、1,500~2,000円

全ての条件を満たしてなくて、お好みで調整して大丈夫です。ただし、低い方にははみ出さない方が良いかなと思います。「相場より低い」には必ず悪めの理由がありそうですからね。

私が選んだ9冊を並べます。

頁数が多く価格が高めの問題集も2冊含めました。「問題演習から勉強に入りたい」「とにかく正解できる力を早くつけたい」なタイプの方用です。


私がITパスポート・基本情報技術者で
お世話になった本


イラストマンガがすごく多く
女性先生がよく薦める本


レビュー数が750と圧倒的
全15章に細かく分割


MOSで有名なFOM出版の
模擬試験付き問題集


私が応用情報で
お世話になった出版社の本


具体例で語られる読み物的な本


専門学校の教科書で
お世話になっている出版社の本


Web模擬試験付き(中古購入は注意)


紙ベースで徹底的に問題を解きたいなら


1冊ずつ、写真付きで熱血レビューも書きました。

  1. イラスト最多!カジュアルに学べる「キタミ本」

  2. 章分けが小刻みでコツコツ読める「いちやさ本」

  3. コンパクトなのに網羅性がある「栢木本」

  4. たこ焼き屋ストーリーで学ぶ異色の「最速本」

  5. 本番で力を発揮できない方にお薦め「FOM本」

  6. 独学の偏りを修正できる「インプレス問題集」

  7. 出題順にこだわった「出るとこ本」

  8. 節末問題で読んですぐ実践「インプレス本」

  9. 上位資格まであるシリーズ「合格教本」



p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。

でわでわ(・ω・▼)ノシ


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