都会から1時間半離れた片田舎の古民家でキャリアトレーニング/コーチングを行う事業「キャリアツーリズム」を運営しております、せんのみなとです。
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これまで起業のきっかけや想い、私たちが考えるキャリアの定義、などについてお話してきましたが本日は「では、どんな方に来て欲しいのか？」についてお話していきます。
以前の記事は下記を参照ください！

私たちが来てほしい方はズバリ「キャリアに悩んでいる方」です。
幅が広すぎて伝わりにくいかもしれませんので、もう少し詳細について記載します。
①生きる上で仕事という軸は大事だとわかっている。真面目に取り組んできた。それなのに不安、悩み、モヤモヤが尽きない
②これからの人生、どんなライフイベントが待ち受けているかわからないけど、どんなことがあっても良いように準備はしていたい。けど、何の準備をすればよいのかわからない
③大学を出て、就職活動なんてわからないまま内定をもらった企業で頑張っているけど、既に3年が経過し、まだ新卒入社の会社で頑張っていけばいいのか、なんだか雰囲気が合わないから転職を考えたほうが良いのか、どのような選択肢を取れば良いのかわからない

のような方だとイメージがつきやすくなりますでしょうか。
悩み、不安、モヤモヤの大小は人それぞれありますが、皆一生懸命仕事を頑張っている方、というのが共通項です。

悩んでいることやモヤモヤしていることには気付いている方はとても多いです。
ただその悩みやモヤモヤをしっかりと言語化出来ていない方は実は非常に多いのです。
なので、今悩みやモヤモヤを抱えて、この記事を読んでくれてる方にお伝えしたいのは「今のあなたのままで大丈夫ですよ」ということです。

例えば「年収があがるかわからないから不安」「近々子供を出産予定なんだけど業界動向・会社の経営状態が不安」「上司との相性が悪くて居心地が悪い」などの相談に乗ることが増えています。

そんなときに「年収があがらないことが何故不安なんですか？どんな5年後を想像して、年収が不安になっているのですか？」と聞くと、大学時代の友達は年収〇〇になっているのに自分は…や妻に年収もっと上げて!!と言われている…など他責の理由になっているのです。

また「子供の出産と会社の経営状態の不安はどのような障害をきたしますか？」と聞くと、将来的に会社が潰れるのではないか。リストラされてしまうのではないか。事業部が閉鎖されてしまうのではないか。そしたら転職できる自信がない…など将来に対する漠然な不安と自分の現在持っているスキルへの自信がないことが理由になっています。

考えられていないことが悪いのではないのです。
今の日本の風土、働く、という意識において、このような状況を生み出してしまう根本的な問題があるからだ、と私は考えています。

それは「あなたのこと」を環境もあなたすらも考えられていない事。
いや、考えている。
考えるための時間と空間をゆっくりと与えられていない事。
ここに問題があるのです。

高校を卒業して、すぐに就職。
大学を卒業して、すぐに就職。
人生100年時代なのに、働くということは50年も60年も続くことなのに、考える時間、立ち止まる時間は0年なんです。
「はい、明日から就職(転職)活動をはじめてください」と言われ、焦って活動を始める。
これは「考える」という行動ではなく「やらされる」に近い行為だと捉えています。

戦後、日本の復興、高度成長期、バブル、バブル崩壊…と立ち止まることを知らなかった、見ようとしなかった日本経済。
今、その余波が来て、コロナが来て、悲しい現実を目の当たりにされているのです。

立ち止まりましょう。
ゆっくり考えましょう。
あなただけが知っているあなたを、あなたがしっかりと考えてあげましょう。

そして私たち せんのみなと はキャリアについて立ち止まって考えたいと思う人を本気で支援します。
あなた自身に会社・求人を提供するのではなく、あなた自身の中にある「あなた」を発掘し、言語化します。

自分自身を言語化することほど難しいことはないのではないか、と思います。
ただ言語化することで、スッキリと、昨日よりも肩の荷が降りた自分に出会えることをお約束しています。