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頻繁に泣き叫ぶHSC息子の、感情ジェットコースターとの付き合い方

こんばんは、繊細ママのaoです。

繊細な息子くんですが、
大きくなるにつれ(今年で6歳)、感情の波はかなり穏やかになってきました。

小さな頃は些細なことで怒り、悲しみ、
マンション中に響き渡りそうな大声で泣き叫ぶことは日常茶飯事で
その相手をするのは本当に大変で、、、

喜怒哀楽全ての波が激しいので
勿論”喜”についても些細なことで大笑いしますから
その笑顔に癒されることも多いのですが
「え、1秒前まで怒り狂ってたのに笑うの!?」といった感じで
息子の感情ジェットコースターに私が乗り遅れてしまうと
可愛い可愛い息子の笑顔なのに、一緒に上手く笑えないこともあったり。

そもそも母親である自分もHSP気質なので、本来的には
他者から怒り・悲しみをぶつけられることや
大声を出されることは苦手です。
けれど母親になった以上、苦手の一言で片付ける訳にはいかないので
「どうすれば大泣きする息子と過ごす時間を、苦痛ではない時間にするか」
という事を常々考えていました。

私なりに導き出した答え

(いきなり結論ですが)
全ての感情に共感しようと思わないこと
・たまには真正面ではなく少しナナメから向き合ってみること

です。
これは親である自分の為のみならず、子供の為にもなると考えています。

「子供と”ちゃんと”向き合わないと」ダメじゃない?

多くの方がそう考えると思いますが、
この答えがなぜ子供の為になるのか。

子供の感情が爆発するのは勿論悪いことではないし
喜怒哀楽、全ての感情を親が認めて受け入れることで
子供は安心してありのままの自分を受け入れることが出来る
様になり
その過程を経ることで
大人になった時、自分の感情を客観視することもコントロールすることも
出来るようになるのではないか

私は自分の経験も踏まえ感じています。

でも、感情を全て受け入れる、泣き叫ぶ我が子を受け入れるって
どうすればいいのか。

HSCは観察眼が鋭く、親の反応をよく見ていますから
大泣きしている自分を、ため息をつきながら疲れた顔で見つめるお母さんを見て
きっと
「僕(私)が泣くの、お母さんは嫌なんだな。。。」
と気づくと思うんです。
これはほぼイコールで「自分の感情を親は受け入れたくないんだな」と
子供に感じさせてしまうんじゃないかな、と思うのです。

子供にそう感じさせてしまうくらいなら
泣き叫ぶ我が子をとりあえずぎゅっと抱きしめて、腕の中で安心させながら
「夜ご飯何作ろっかな〜」とか
「こんなことで大泣きできるなんて羨ましいわ〜」とか
全然違うことを考えながら意識を飛ばすくらいでも良いのかな、と。

子供が落ち着いて、喋れるようになったら
少し遠い場所から眺めるような感覚で俯瞰的に話を聞いてみて
「あ〜○○はそう言うのが嫌なんだねー」とか
「そっかそっか、○○されたら嬉しいんだねー」とか
”共感”まで踏み込めないとしても、”理解”をするだけでも
子供自身が自分の感情を受け入れ理解する手助けに十分なるかな、と思います。

つまり、
共感とまでいかなくても、真正面から向き合えていなくても
子供の感情の受け入れ方は色々あると思うのです。

もし自分が泣いているときにパートナーからそんな雑な対応をされたら
「なんて誠意のない奴!」と感じるかもしれませんが笑、
HSCにまず必要なのは、思う存分感情を爆発させる場所かなと思います。
全ての感情に共感して、笑顔で対応出来るのであれば
それが理想なのかもしれませんが
理想は理想、現実は現実です。
少なくとも未熟な私には上手くできません。。。

泣き喚く子供に「そんなことで泣かないの!」とか「もう怒らないで!」とか
ついつい言ってしまいそうになるそんな言葉をグッと飲み込んで、
自分も押し潰されてしまいそうになる子供の感情を真正面ではなく少しナナメから受け止めて、
否定せず、理解する。
この流れが出来れば、私は自分自身に100点満点をあげています。笑

否定するくらいなら、真正面から受け止めない。
嫌な顔を子供に見せてしまうくらいなら、違うことを考えてみる。
これが私なりに導き出した工夫です。

魔法の言葉

最後に、なんやかんや言っても余裕がなくて上手く対応できず
子供を怒ったり否定してしまった時の親御さんにおすすめしたい
魔法の言葉(大袈裟。笑)が、あります。

それは
「あなたが笑っている時も泣いている時も怒っている時も、どんな時でも大好きだよ!」
という言葉です。

これは親からしたら「そんなの当たり前じゃない?」と思われるかもしれませんが
子供には意外と伝わっていない、理解してもらえていないことが多い気がします。
実際、子供のためを思って怒った時でも
「なんで怒ったかわかる?」と息子に聞くと全然わかっていなかったり笑、
愛ゆえの対応ですら
「自分のことを嫌いになったから怒っているのかな」と捉えられていたりして
子供にも、気持ちを言葉で伝えることはとても大切かな、と思うのです。

現に、息子にこの言葉を伝えた時
息子は今までに見たことのない、
安堵に満ちた笑顔を浮かべていたことが非常に印象的でした。

親だって人間ですから、24時間365日ちゃんとした親でなんていられないですが
子供を愛していない時間は1秒たりともないと思います。
(イライラしている時はいっぱいありますけど。。。笑)
それを、ちゃんと言葉で子供に伝えてみれば
子供なりに理解して、親に受け入れられている安心感を感じてくれるのではないか
そんな風に思っています。


長くなってしまいました。。。
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました!

ao


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