リード

魅力的な「リード」はどう書く?【sentence会員が気を付ける3つのコツ】

記事を読むと最初に目に入る「リード」。

その良し悪しで、記事を読み進めてもらえるかが決まると言っても過言ではありません。

では、読者を引き付ける魅力的なリードはどう書けばいいのでしょうか…?

今日はsentenceの「今日の学びチャンネル(※)」で共有された「魅力的なリードを書くコツ」をまとめてみました。書き方に悩んでいる方はぜひご覧ください!

※sentence「今日の学びチャンネル」とは
sentenceは「書く」を学びあうコミュニティです。slack上でお互いの記事へのフィードバック、ライティングにまつわる悩み相談などを行っています。この記事は、sentenceの会員がライティングにおけるコツを共有する「今日の学びチャンネル」からリードに関わるtipsを集めました。

sentenceの詳細はこちら

読者が経験したことのありそうなエピソードを含める

ひとつめのコツは「読者が経験したことのありそうなエピソードを含めること」。文章の最初で共感を呼び起こすことで読み進めてもらいやすくなります。

参考例:

小学生のとき、“はなまるシール”が好きだった。

授業で手を挙げて発表した数だけ、先生からもらえるシール。それを一定数集めると、鉛筆や消しゴムなど好きな文房具と交換してもらえるシステムだった。

増えていくはなまるのシール。道具箱にたまっていく、鉛筆や消しゴムの数。自分の頑張りが数字として可視化され、その数に応じて報酬が与えられることでモチベーションを維持することができる。画期的な報酬設定は、個人の頑張りを後押しすると知った。

→みんなが経験していそうな「ご褒美シール」のエピソードをリードに含める

タイトルとリードの印象を一致させる

タイトルを見て記事をクリックした読者が、リードを読んで違和感を持たないようにすることも大切なポイント。

タイトルを見て読者はどんな印象を持つのか、また何を期待して記事をクリックするのかを考えてリードを考えることで、読者の「読みたい!」気持ちを刺激することができます。

参考例:

<タイトル>ライターが知っておくべき「タイムマネジメント術」とは……?

<リード>

〇「常に原稿の締め切りに追われている」「執筆時間の見積もりができない」そんな悩みを抱えているライターは少なくないのではないだろうか。
→タイトルを見て記事をクリックするのは「タイムマネジメントに悩んでいる」人。そのターゲットに刺さりそうなリードなのでOK。

自分の「好き・詳しい」バイアスに気を付ける

自分が好き、もしくは詳しいジャンルについて書く際には、基本情報をとばしてしまったり、独りよがりなリードになってしまいがちです。

・読者は取り上げる対象をどれくらい知っているのか
・興味がない読者にも「読みたい」と思ってもらうにはどうしたらよいか

に気を付けてリードを考えることが大切です。

「読みたい」という気持ちをくすぐる魅力的なリードの共通点は、読者の目線に徹底的にたつこと。これからも定期的にライティングに関わる様々なtipsをnoteにまとめていく予定ですので、お楽しみに!

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sentenceでは会員同士でライティングに関わる学びの共有を行うだけでなく、ライティングの基礎を学ぶ講座を毎月開催しています。

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