天気予報通り今日の函館は雨で
ピンクムーンは
魂の目で見るしかなさそうだ

エレファントカシマシには
月の曲が沢山あって
散歩をしながら
月を感じる歌は有名だけど

部屋にいる時でも

街中を照らす月を
感じさせてくれる曲だってある

魂は地図を広げると
北でも東でも、
西でも南でも、
どこにでも行けるけれど

結局、帰る場所は
逃れられないひとりの孤独の中

部屋の中は暗いけれど
月か街中を照らしていて

そんな月の力を借りられる
今日みたいな夜には

過去も未来もない
生きているすべてが感じられる場所に
旅する事ができる

この曲は、
20枚目のアルバム【悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅〜】の１曲目に入っている曲。

オープニングだけでも凄いのに、次の曲も、その次も、どの曲も火を灯す旅に連れてってくれて、１曲１曲の物語も、全体を通しての物語も、素敵な世界観を楽しむ事ができる大好きなアルバム。

音楽の聴き方は、インターネットの普及と共に大激変していて（私は通信の力を使って色んなサービスを提供する仕事をしているけれど）アルバムの重みを感じれる時代に生きてこれて良かったと思っている。

配信には配信の良さがある
便利だし安いしリアルタイムで
大好きな曲やアルバムを共有できるし

CDの貸し借りなんてしなくていいし

時代の変化を振り返ってもムダな話だけれど

私の手元には、
このアルバムが芸術品としてちゃんとあって
絶対に断捨離なんてできないよな…