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【ゆられて美術館訪問】アルフォンス・ミュシャ展



みんな大好きミュシャ。
勿論長月も好きです。
なのにこの企画展を知った時行くかどうか少し迷ってしまいました。

八王子夢美術館
絵画や彫刻を展示する小さなギャラリー(Googleマップ先生)

八王子か、ちょっと遠いな・・・

遥か昔、四半世紀以上前に家族と親戚とで高尾山に登山に行ったきりで、その後自ら八王子へ赴いたことはありません。

2017年に国立新美術館で開催された史上最大とも言えるミュシャ展。
ミュシャが16年という時間を捧げて完成させた大作【スラヴ叙事詩】全20点が展示され、
大いに話題になりました。

長月もしっかり行きました。
その時の写真(撮影OKだったのです!神!)
です。

見上げる程大きいのです。
画面のどこを切り取っても一枚の絵画になる程ストーリーが詰まってます。
とんでもない画力
隅から隅まで全身全霊で描かれてます
日本の漫画家やイラストレーターでミュシャから影響うけた人は多いでしょうね。
光と影と動きと
今回夢美術館さんのメインビジュアルになっている少女とほぼ同じ女性。ちゃんと確認するまで同じ絵だと思ってた。

この時使ってたスマホはカメラ機能があまり良くなく、さらに馬鹿長月は画像サイズを最大にせずに撮影。その失敗にいまだに後悔の念が残るものの、本物のスラヴ叙事詩の圧倒的完成度と存在感。あの最高傑作を肉眼で見られた感動は今でも新鮮な記憶として残っていて、とても6年前とは思えません。
あの時ミュシャの頂点を見た気がして少し燃え尽きに似た感情を持っていたのかも知れません。
少し遠いところにある小さな美術館のミュシャ展か。
忙しい日々だったし、足を運んで残念だったら悲しい。今回は見送ろうか。
と、迷いましたがどうにも気になる。

だってミュシャだし。

あ、行こ。

チラシ見るとアウト
悩むなら 行ってしまえ ホトトギス
悩んでる時間が勿体ない

5月某日。電車にゆられること1時間40分とちょっとで八王子駅に到着しました。
ふう・・・←移動が嫌い
八王子駅から10分ちょっと歩きます。
八王子夢美術館さんは公民館のような雰囲気の建物の2Fにありました。

エントランス。受付が見えます。受付の左奥にグッズ売場がありますよ。
受付右に入場口
!!!神!!!

なんだってこうきっぷが良いんだミュシャ展は。一気にテンションが上がる。

入ってすぐ右側

ほうほう

なかなか良い感じ
!?

展示数は中々に多い!

ところ狭しと並ぶ作品達。

スラヴ叙事詩のパネルと説明。写ってませんがモニターが設置されており、座ってる方達がみてるのはスラヴ叙事詩の解説映像

振り出しに戻るよ

いつも宮沢○えさんに似てると思う
初めて見たとき美しい色彩とタッチに感動したなあ
いや、何度みても感動します
そしてPerf○meのあ○ちゃんに似てない?
ミュシャの人気を確固たるものにしたサラ・ベルナールのジスモンダのポスター
椿姫。この絵好きでしおり持ってます。

展示はリトグラフ中心で「ミュシャと言えば」な有名な4連作等、今までに他の展覧会で見たものも多いけれどやはり何度観てもミュシャは素敵だなあとうっとりしてしまいます。
たくさん撮ったので画像処理しきれず。
雑な写真ですがバーっと載せていきますね

髪型と服が素敵。淡い色彩も好みです。
これも有名ですよね。
黒髪はめずらしい?
1900年パリ万博のポスター
ホットチョコレートの広告
かわいい~お気に入りです。
アップで独特な肌のタッチを見て
着彩の抜き差しと輪郭線の強弱
写真のような目元

たくさんの高等テクニックの合わせ技が一枚の中に見られます。

今回の一押し。油彩。すごく良かった
なまめかしい・・・
今回初見で一番のお気に入りです。
こっちがお気に入り。

アート鑑賞の際は額縁も楽しみましょう!
特にミュシャは

ガラスケースの展示も有りました。
四連作もたくさん展示ありました。ごめん多いし有名なので載せません。ちなみに長月は一番右の百合が好き。
「安心してください、着てますよ」って言えないドレス

ヤバすぎる線画たち

ヤバイ
兎に角ヤバイ
らん
まん
線画なんです。
カトラリーフェチ長月にクリティカルヒット
黒地に白絵の具でデッサンのように塗る。
モノクロですがとても美しい。そこへ派手なオレンジ色で写り込む邪魔者長月
ミュシャによる日本!
初めて見た!
下部のおじさんトリオは装飾です。良く出来てる!
絵に負けないインパクト
でも勿論絵の方が素敵
これも四季
ビスケットのパッケージ。パケ買い余裕
欲しい!!
豪華な装丁
図鑑のように大きくて重量もありそう
「りぼん」や「なかよし」くらいの恋の図に年甲斐もなくキュンとしちまった。だってすごくかわいいこの絵

来て良かったわぁ

見送らなくて良かった。英断でした。
今回特に良かったのは緻密な線画の豊富な展示でした。たくさん見られて嬉しかったです。
しかし近くで撮影してた方のシャッター音が舌打ちに似てる音だったんですがあれは実際何の音だったのか・・・
(気になるから離れましたが 笑)

グッズ

ショップは10畳くらいの広さでしたが割と種類豊富でした。お馴染みのポストカード、クリアファイルをはじめ、レプリカやタペストリー、ポスター、バッグ、アクセサリー、マステやスタンプ、お菓子などどれも可愛くてもっと欲しかったけど我慢してこれだけ。

サンタフェ(嘘)
ポストカード
バッヂ
タオルハンカチ
カンカン
ルイボスティーが1パック入ってます
ルイボスティー苦手だけど缶が欲しくて買いました。

八王子夢美術館さん
訪問は初めてでしたが「小さな」という感じはあまりしませんでした。展示が充実していたからでしょうか。楽しませて頂きました。
冒頭で初耳的な書き方をしましたが、実は知ってはいる美術館だったのです。
去年こちらで催されていた

愛のヴィクトリアンジュエリー華麗なる英国のライフスタイル

デミタスカップの愉しみ

の2展に行きたかったのです。
しかし他の展覧会を優先し、時間もとれなかったため見送りました。

今回のミュシャといい、長月好みの企画展を開催してくださる美術館ではないですか。
よーし少し遠いが今度からは観たい企画展があったら行くぞー!
一回経験するとハードルが低くなりますね。

八王子夢美術館
アルフォンス・ミュシャ展

は、6月4日まで。後もう10日くらいで閉幕してしまいますので行きたいかたはお急ぎ下さい→
ご覧頂きありがとうございました!        長月

オマケ

ご当地人気パン屋さん訪問

今回は夢美術館さんからも近い
ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇりさんへ

ゆるカワクロワッサンの袋
右上から時計まわりにアテット、タルティーヌ(生ハムとオリーブ)クリームパン
みんな大好き断面
キャラメルブリオッシュ、プティクグロフ
ナッツとフルーツの玉手箱でした

平日15:00ちょっと過ぎに行ったんですが8割くらいケースが空でした。
それでも凝ったラインナップが残っていました。どれもしっかり美味しい✨タルティーヌとクグロフが特にお気に入り。そして美味しさの割にリーズナブル!また夢美に来た時は是非行きます。


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