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発達障害と大人の発達障害の違いとは??大人の発達障害を改善する方法も教えます!

最近「大人の発達障害」や「発達障害グレーゾーン」「隠れアスペルガー」という言葉を耳にすることはありませんか??

近年スマートフォンの普及によって、インターネットやSNSからも情報を得る人が増えていますが、このネット社会が広がることで【発達障害のような症状】に悩まされている人も増えていることも事実です。


実際に生まれて1年足らずの子どもに(Youtubeや携帯ゲームで遊ばせるために)スマホを預けたままにする親も増えている関係でスマホ依存になっている子どもが増えていますが、

スマホ依存になると「思考力の低下」「視力の低下」のほかに「飽きっぽい」「落ち着きがない」「集中力の低下」といった、ADHD(注意欠陥・多動性障害)のような症状が表れることがわかっています。


また日本には2割ほどHSPという不安型遺伝子が多い人がいますが、感覚過敏、神経過敏といった体質に基づいた「過度に緊張しやすい」「不安になりやすい」「ストレスを抱えやすい」「自律神経が乱れやすい」という特徴から、集中力が低下したり、作業上のミスが増えたり、記憶力が低下したりして発達障害のような症状に悩まされることもあります。

私もHSPなので、子どもの頃からこのような症状に悩まされたり、他の人とは明らかに違う生きづらさに悩み続けてきました。

特に大人になってからは看護師の仕事に適応できなくて、結果的にうつになった経験もあります。


この経験を元にHSP、大人の発達障害という言葉から自分自身を深く知ることになったのですが、最近になってまた新たに分かったことがあるんです。


それは「発達障害と大人の発達障害には明確な違いがある」ということ。

今まではこの二つの境界が曖昧だったので解決方法も大差がないと思っていたのですが、詳しく調べてみればみるほど、それぞれは全くの別物で解決方法が異なることがわかりました。


なので、今回は新たに気づいた「発達障害」と「大人の発達障害」の違いについてお伝えしていくとともに、「大人の発達障害」の克服の仕方についても併せて解説していきたいなと思います。

特にHSPの生きづらさを解消したい方や毒親に支配されて自分自身の生き方を見失っている方、毒親との関係に悩み続けている方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。


「年々、発達障害が増えている」という話の真相について

発達障害のような症状に悩んできたHSPは、病院やネット上の簡易診断で「発達障害診断」を受けたことがある人もいるかもしれません。

私も気になって簡易診断で調べてみたのですが、実際に「グレーゾーンのアスペルガー」という結果が出ました。

私はこれを見て、自分は大人になる毎に症状が明らかになっていく「大人の発達障害」なんだと思っていました。


ですが、ここ最近、岡田尊氏さんの「不安型愛着スタイル」という本を読んでみて、更なる真実が明らかになったのです。


それは、HSPと毒親(愛着形成が上手ではない親)家系は愛着形成が上手くいかないことが多く、発達障害のような症状に悩まされる「大人の発達障害(隠れ発達)」が多いということ。

毒親(愛着形成が上手ではない親)に育てられたHSPは、世間体を気にした親の都合や『こうしなければ良い大人に育たない』という親の思い込み(エゴ)、親の感情の起伏に振り回されることが多く、親の顔色を気にしたり、親の機嫌をとろうとする傾向があるの。


また親に愛情で満たされるよりも先に、親の期待に答えたり、親の不安な心を満たそうとするため愛着形成が上手くいかず、自分に自信が持てなかったり、自尊心を育てることができなかったり、人を信用できない大人へと育っていきます。

そして大人になると、HSPの過敏体質も相まって仕事に集中できずにミスが増えたり(隠れADHD)、自分を責めることから人間関係においても閉塞的になったり(隠れASD)、失敗に対する恐れから仕事の内容が頭に入らない(隠れLD)といった症状が表れるようになります。

今までに『自分は大人の発達障害かもしれない』『この症状、アスペルガーっぽいな』と思ったことがある人は、このような経験に心当たりがあるかもしれません。

これが一つ、「発達障害が増えている」と言われる理由です。


そして他には、先ほども話していた“スマホ問題”があります。

インターネットやSNSの普及によって便利な世の中になった反面、スマホに依存している人も増えていますが、これがADHDにも似た「集中力の低下」「注意力の低下」「記憶力の低下」といった症状にも繋がっているのです。

実際にADHDの脳の構造を見てみると、灰白質という脳の組織が縮小していることが多く、一般の人に比べて脳内の情報伝達に障害が起こっていることが明らかになっていますが、スマホ依存者の脳内を見てみても同じような傾向が見られているとのこと。

つまりスマホの影響によって、現代人の脳はADHD脳になっているのです。


またHSPをはじめ、過労や精神疲労が溜まってくると自律神経が乱れることによって、適応障害やうつの状態にまで発展することがあります。

これも結果的に発達障害のような症状にも繋がりやすいため、これを隠れ発達だと認識している人も少なくないのかもしれません。

発達障害と大人の発達障害の見極め方

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